2027年ドラフト注目候補14人|高校・大学・社会人の逸材と評価ポイント | TOKYO リーマン NOTE

2027年ドラフト注目候補14人|高校・大学・社会人の逸材と評価ポイント

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2027年のドラフト候補をテーマに、野球場の選手とグラブ、ボールを配したモノトーン画像 2026年シーズン

2027年のドラフトは、大阪桐蔭の大型左腕・川本晴大と関西大の百合澤飛、國學院大の遊撃手・緒方漣らを軸に、投打の有力候補を追う楽しみがあります。高校時代から知られる選手に加え、大学や社会人で実績を積み上げた顔ぶれにも注目です。高校・大学・社会人から14人を取り上げ、持ち味と、これから評価を高めるポイントを整理します。

※所属・学年・成績は2026年10月31日(日本時間)時点。2027年の指名対象となる見込みの選手を掲載しています。掲載順は指名順位の予想ではなく、評価と展望は筆者の考察です。

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2027年ドラフトの注目候補14人|大型左腕と二遊間の人材に注目

まず押さえておきたいのは、同じポジションでも、異なる強みを持つ候補がいることです。左腕なら川本や百合澤の体格と球威に加え、大学日本代表を経験した仙台大・大城海翔の実戦での投球内容も見どころになります。

区分選手・所属守備位置・注目点
高校川本晴大/大阪桐蔭左投手/192cm、最速154km/h
高校小林鉄三郎/横浜左投手/2年生でU-18日本代表
高校川上慧/横浜内野手/U-18アジア選手権ベストナイン
高校目代龍之介/帝京外野手/逆方向にも飛ばす長打力
大学百合澤飛/関西大左投手/190cm、最速153km/h
大学大城海翔/仙台大左投手/大学日本代表、秋に14奪三振完封
大学髙橋煌稀/早稲田大右投手/直球とスプリット、先発実績
大学東恩納蒼/中央大右投手/右肘手術を経て登板を重ねる
大学緒方漣/國學院大遊撃手/2026年春の東都首位打者
大学真鍋慧/大阪商業大一塁手・外野手/木製バットでも長打と高打率
大学小林隼翔/立教大遊撃手/高校・大学で日本代表を経験
社会人髙尾響/トヨタ自動車右投手/高卒3年目の指名解禁へ
社会人箱山遥人/トヨタ自動車捕手/強肩強打、2024年センバツ優勝捕手
社会人小澤周平/三菱重工East内野手/入社1年目で都市対抗の若獅子賞

高校生は現在2年生、大学生は3年生です。社会人では、2025年入社の髙尾と箱山が高卒3年目、2026年入社の小澤が大卒2年目となり、いずれも2027年に指名解禁を迎える見込みです。

高校生|川本の球威、横浜コンビの代表実績、目代の長打力

川本晴大(大阪桐蔭)|154キロ左腕の焦点は、復帰後の継続登板

川本は、192cmの体格と最速154km/hの直球を備える左腕です。2026年春のセンバツでは24回で36奪三振を記録し、大阪桐蔭の優勝に貢献しました。全国の舞台で三振を奪ってきた実績が、体格や球速と並ぶ魅力です。

夏は左肩の故障で大阪大会のベンチ入りを逃しましたが、10月17日の秋季近畿大会・龍谷大平安戦では8回2安打無失点、7奪三振。最速154km/hも計測し、復帰後の力を示しました。

今後見たいのは、登板を重ねながら球威と制球を保てるかです。春の奪三振能力に、安定した稼働と試合終盤までの投球が加われば、1位候補としての評価を一段と強める材料になります。

小林鉄三郎(横浜)|代表経験に、エースとしての安定感を加えたい左腕

小林は2026年のU-18日本代表に2年生で選ばれた左腕です。横浜の新チームでは背番号1を背負い、10月20日の秋季関東大会準々決勝・樹徳戦で7回2失点、7奪三振の完投勝利を挙げました。

この試合は83球で投げ切り、四死球はゼロでした。代表入りという肩書きに加え、打者と勝負しながら少ない球数で試合を進めた内容に価値があります。

川本とともに高校生左腕として追いたい存在ですが、小林は特にエースとしての登板の積み重ねが見どころです。速球で押す場面と変化球でかわす場面を使い分け、相手打線の2巡目、3巡目にも対応できるかに注目です。

川上慧(横浜)|国際大会で打った内野手、遊撃守備も評価の鍵

川上は2026年のU-18アジア選手権で15打数6安打、5打点を記録し、三塁手のベストナインに選ばれました。上級生が中心の代表で打撃と守備の実績を残しており、横浜の投打の注目株を小林とともに担います。

新チームでは遊撃手としてもプレーしています。三塁で示した打力と守備力を、より広い守備範囲が求められる遊撃でも発揮できれば、プロ入り後の起用の選択肢が広がります。

2027年は長打の増加とともに、遊撃での打球への入り方や送球の安定感を見たいところです。打てる内野手としての魅力に、どのポジションを任せられるかという評価が重なっていきます。

目代龍之介(帝京)|右中間への一発に表れた、右の強打者としての魅力

目代は高校生の長距離打者として注目したい外野手です。10月12日の秋季東京都大会・桜美林戦では、追い込まれた場面から右中間へ勝ち越し本塁打を放ちました。

右打者が逆方向へ強い打球を飛ばせることは、引っ張り一辺倒にならずに長打を狙えるという強みにつながります。速い球に対しても打球の強さを保てれば、打撃を主な獲得理由にできる候補として存在感が増します。

評価を追う際は通算本塁打数に加え、質の高い投手との対戦を見たいところです。内角の速球や外へ逃げる変化球にどう対応するかが、プロを見据えた打力を測る材料になります。

大学生投手|百合澤と大城は、異なる実績を持つ左腕

百合澤飛(関西大)|秋5勝の大型左腕、次は先発での投球内容

百合澤は190cm、最速153km/hの大型左腕です。2026年秋の関西学生リーグでは9試合、25回1/3を投げ、5勝0敗、防御率1.78。23奪三振に対して6四球と、三振を奪いつつ四球を抑えた成績を残しました。

ここで押さえたいのは、秋の先発が1試合だったことです。5勝という数字は貢献を示しますが、先発ローテーション候補として見る際は、長い回を投げたときの球威や制球を分けて評価する必要があります。

最終学年で先発の登板機会が増え、その中でも持ち味を維持できれば、プロで担う役割をより具体的に描けます。体格と球速に、打線を複数回り抑える実績を加えられるかが見どころです。

大城海翔(仙台大)|14奪三振・無四球完封が示す実戦力

大城は2026年の大学日本代表に選ばれた左腕です。10月10日の東北福祉大戦では9回5安打、14奪三振、無四球で完封し、強力な相手に投球内容で存在感を示しました。

代表発表時の身長は170cmで、百合澤とは体格が大きく異なります。それでも、三振を奪いながら四球を出さずに投げ切った試合は、大城の実戦力を評価するうえで有力な材料です。

今後は強豪相手の好投をどれだけ再現できるかが焦点になります。全国大会や代表での対戦を含め、相手打者の水準が上がっても空振りを取れるかを追いたい投手です。

髙橋煌稀(早稲田大)|直球とスプリットで先発を担う右腕

髙橋は仙台育英から早大へ進んだ右腕で、最速153km/hの直球とスプリットが持ち味です。2026年4月26日の法政大戦では9回1失点、10奪三振で完投勝利を挙げました。

魅力は球速だけでなく、打者の高低を使って勝負できる点です。直球を意識させたうえで低めの変化球を使えると、打者は狙い球を絞りにくくなります。

ドラフトに向けては、一度の完投に加え、シーズンを通じて先発の役割を果たせるかが評価材料になります。四球を抑え、不調の日にも試合を大きく崩さず投げられるかを見たいところです。

東恩納蒼(中央大)|高校の名声に、大学での稼働実績を上乗せ

沖縄尚学時代から知られる東恩納は、右肘手術を経て大学で登板を重ねています。2026年秋の東都1部リーグでは8試合で43回を投げ、防御率3.14を記録しました。

高校時代の実績に目が向きやすい投手ですが、大学の打者を相手にまとまったイニングを投げた点も見逃せません。故障後に実戦経験を積み直し、最終学年へ進む段階にあります。

2027年は登板の継続とともに、三振を奪う球や四死球の抑制が焦点です。プロの先発候補として評価を高めるには、走者を出した場面でも投球の精度を保てることが強みになります。

大学生野手|緒方・小林の遊撃守備と、真鍋の長打力

緒方漣(國學院大)|首位打者の打力を、遊撃守備と組み合わせる

緒方は2026年春の東都1部リーグで打率.432を記録し、首位打者と最高殊勲選手に輝きました。横浜高時代から知られる遊撃手が、大学でも打撃の実績を積み上げています。

評価したいのは、高打率を残したことに加え、遊撃を担う選手である点です。プロでも遊撃を任せられる守備力があれば、打撃と守備を一人で補強できる候補になります。

最終学年は打率とともに、出塁や長打の内容、守備範囲と送球の安定感を追いたいところです。得点に関わる仕事と遊撃守備を継続できれば、二遊間の世代交代を考える球団にとって魅力が増します。

真鍋慧(大阪商業大)|春.472、秋.395と木製バットでも打撃を積み上げる

広陵時代から強打者として注目されてきた真鍋は、大学でも結果を残しています。2026年春の関西六大学リーグでは打率.472、3本塁打、15打点。秋も打率.395、2本塁打、11打点を記録し、春は外野手、秋は一塁手でベストナインに選ばれました。

高校時代の評判に加え、木製バットで安打と長打を積み重ねてきたことが重要です。一塁や外野での起用を想定する場合、プロではそのポジションの競争を勝ち抜く打撃が求められます。

2027年はリーグ戦の成績に加え、全国の好投手を相手にした長打を見たいところです。高打率を維持しながら、速球を強く打ち返し、本塁打につなげる場面が増えれば、中軸候補としての評価を押し上げます。

小林隼翔(立教大)|代表経験のある遊撃手、打撃の伸びが比較の焦点

小林は広陵高時代にU-18日本代表の主将を務め、2026年には大学日本代表にも選ばれた内野手です。立教大では遊撃を担い、高校と大学の両段階で代表経験を積んできました。

緒方とともに大学生遊撃手として追いたい存在ですが、比較する際は代表歴だけで評価を決められません。遊撃での守備力を土台に、打撃でどれだけ得点への貢献を増やせるかが焦点になります。

速球への対応や出塁の増加が伴えば、守備を期待する球団だけでなく、攻守をまとめて補強したい球団にも合う候補になります。最終学年の打席内容が楽しみな一人です。

社会人|髙尾・箱山の指名解禁と、小澤の打撃実績

髙尾響(トヨタ自動車)|都市対抗で示した好投を、登板の積み重ねへ

広陵高出身の髙尾は、2027年に高卒社会人3年目を迎える右腕です。2026年の都市対抗・JFE西日本戦では救援で3回を投げ、1安打無失点、4奪三振と好投しました。

高校時代の知名度に加え、全国の社会人強豪が集まる大会で結果を残した点が評価材料です。経験豊富な打者に対しても打ち取れることを、今後の登板で積み上げたいところです。

2027年は登板量と役割を合わせて追う必要があります。先発で試合をつくるのか、救援で打者を抑え切るのか。プロで期待できる役割が明確になるほど、球団も獲得後の育成を描きやすくなります。

箱山遥人(トヨタ自動車)|センバツ優勝捕手の強肩強打を社会人で磨く

箱山は健大高崎の4番・捕手として2024年春のセンバツ優勝に貢献し、高校卒業後はトヨタ自動車へ進みました。強い送球と長打力を持つ捕手として、髙尾とともに2027年の指名解禁が注目されます。

捕手は肩の強さだけでなく、捕球、ブロッキング、投手との連係まで評価が広がるポジションです。高校の優勝捕手という実績に、社会人でどれだけ守備の精度を加えたかが見どころになります。

打撃でも木製バットで強い打球を増やせれば、打てる捕手としての魅力が高まります。捕手として出場機会を得ながら、攻守の両面で成長を示せるかを見たい選手です。

小澤周平(三菱重工East)|都市対抗.438と若獅子賞、次は年間の安定感

小澤は健大高崎、早稲田大を経て、2026年に三菱重工Eastへ加入しました。入社1年目の都市対抗で打率.438を記録し、新人選手を対象とする若獅子賞に輝いています。

大学から社会人へ舞台が変わっても、打撃で結果を残したことが魅力です。2027年は大卒社会人2年目として指名解禁を迎える見込みで、打撃を武器に内野の競争へ加わる候補として追いたい存在です。

今後の焦点は、短期大会の好成績を年間の安定した打撃につなげることです。出塁と長打を重ねながら、二塁を含む内野守備で任せられる範囲を広げられれば、起用の選択肢も増します。

2027年の評価を分ける3つのポイント|球速・打率の先を見る

投手は、球威を維持して投げられる長さに注目したいところです。短い回で強い球を投げる能力と、先発で打線を複数回り抑える能力では、プロで期待される役割が変わります。川本の継続登板、百合澤の先発起用、大城の強豪相手の再現性は、それぞれ評価につながる見どころです。

野手は、どの守備位置で打力を生かせるかが重要です。緒方や小林隼翔が遊撃を守れることと、真鍋や目代が打撃で勝負することでは、期待される働きが異なります。箱山も捕手としての守備が、長打力の価値をさらに高める材料になります。

そして、好成績を残した相手と期間も見たいところです。リーグ戦、全国大会、代表戦を行き来しても持ち味を発揮できるか。2027年の春から夏にかけては、候補同士の直接対決や全国の好投手との対戦が、秋の評価を考える手がかりになります。

球団側の補強方針も、誰を高く評価するかに関わります。2026年ドラフトの12球団の指名傾向と合わせて見ると、次に必要とするポジションや、戦力化を待てる期間を考えやすくなります。また、候補としての実績と実際の指名は別であり、2026年の主な指名漏れ選手にも、その難しさが表れています。

参考情報

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プロフィール
この記事を書いた人
TOKYOリーマン

野球好きの30代サラリーマン / 趣味は野球観戦・読書 / 現在子育てに奮闘中 / 野球関連のデータ分析・考察記事を発信します

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