2026年のMLB最高OPSは、ヨーダン・アルバレスの1.033です。ナ・リーグはピート・クロウ=アームストロングが.942でトップに立ち、大谷翔平は.889でナ・リーグ3位、MLB全体6位でした。
MLB全体と両リーグの規定打席対象者TOP10、日本人選手の年間成績をまとめます。対象は2026年レギュラーシーズンで、ポストシーズンと通算成績は含みません。
年間成績の確認日:2026年10月22日(日本時間)。9月27日付のMLB年間最終リーダー発表とシーズン終了後の成績を基にした確定版です。後日の公式記録訂正は別途反映する場合があります。
2026年MLB全体OPSランキング|アルバレスが1.033で首位
全体1位のアルバレスは、2位のクロウ=アームストロングをOPSで.091上回りました。出塁率.432、長打率.601の両方で高い数字を残し、上位10人で唯一OPSが1.000を超えています。
| 順位 | 選手 | OPS | 球団 | 出塁率 | 長打率 | 打席 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ヨーダン・アルバレス | 1.033 | アストロズ | .432 | .601 | 692 |
| 2 | ピート・クロウ=アームストロング | .942 | カブス | .372 | .570 | 726 |
| 3 | ウィルソン・コントレラス | .902 | レッドソックス | .386 | .516 | 535 |
| 4 | ベン・ライス | .897 | ヤンキース | .363 | .534 | 667 |
| 5 | ジェームズ・ウッド | .891 | ナショナルズ | .388 | .503 | 623 |
| 6 | 大谷翔平 | .889 | ドジャース | .377 | .512 | 618 |
| 7 | ピート・アロンソ | .885 | オリオールズ | .363 | .522 | 700 |
| 8 | ジュニア・カミネロ | .884 | レイズ | .360 | .524 | 702 |
| 9 | エリー・デラクルーズ | .880 | レッズ | .365 | .515 | 636 |
| 10 | ガブリエル・モレノ | .874 | Dバックス | .388 | .486 | 549 |
対象:2026年レギュラーシーズン/MLB全体の規定打席対象者上位10人。出典:MLB公式成績データ。確認日:2026年10月22日(日本時間)。順位・同順位は公式表示に従います。

2026年レギュラーシーズン・MLB全体の規定打席対象者TOP10。単位なし。出典:MLB公式成績データ、2026年10月22日確認。
上位2人と3位以下の間にも差があります。クロウ=アームストロングの.942に対し、3位コントレラスは.902でした。一方、5位ウッドの.891と6位大谷の.889はわずか.002差です。差はいずれも表の表示値による比較です。
大谷とウッドはともに30本塁打ですが、出塁率はウッドが.388、大谷が.377、長打率は大谷が.512、ウッドが.503でした。OPSの順位は本塁打数だけでは決まらず、出塁と長打の組み合わせで変わります。
ア・リーグOPSランキング|アルバレス、コントレラス、ライスが上位
ア・リーグではアルバレスが1位、コントレラスが2位、ライスが3位です。アルバレスと2位の差は.131あり、ナ・リーグの1位と2位の差.051より大きくなっています。
| 順位 | 選手 | OPS | 球団 | 出塁率 | 長打率 | 打席 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ヨーダン・アルバレス | 1.033 | アストロズ | .432 | .601 | 692 |
| 2 | ウィルソン・コントレラス | .902 | レッドソックス | .386 | .516 | 535 |
| 3 | ベン・ライス | .897 | ヤンキース | .363 | .534 | 667 |
| 4 | ピート・アロンソ | .885 | オリオールズ | .363 | .522 | 700 |
| 5 | ジュニア・カミネロ | .884 | レイズ | .360 | .524 | 702 |
| 6 | ランディ・アロザレーナ | .865 | マリナーズ | .381 | .484 | 670 |
| 7 | ライリー・グリーン | .844 | タイガース | .370 | .474 | 592 |
| 8 | ミゲル・バルガス | .837 | ホワイトソックス | .363 | .474 | 704 |
| 9 | ジャック・カグリオーニ | .834 | ロイヤルズ | .340 | .494 | 553 |
| 10 | 村上宗隆 | .825 | ホワイトソックス | .347 | .478 | 553 |
対象:2026年レギュラーシーズン/ア・リーグの規定打席対象者上位10人。出典:MLB公式成績データ。確認日:2026年10月22日(日本時間)。順位・同順位は公式表示に従います。
本塁打数とOPSの違いがよく表れているのが、コントレラスとライスです。コントレラスは27本塁打、ライスは41本塁打でしたが、出塁率はコントレラスが.386、ライスが.363です。ライスは長打率で上回りながらも、OPSではコントレラスが.005上に位置しました。
日本人では村上宗隆が.825でリーグ10位に入りました。上位10人の中で長打率.478は突出していませんが、92四球を選んで出塁率.347を確保しています。打率.207だけでは捉えにくい打撃の形が、この順位から見えてきます。
ナ・リーグOPSランキング|クロウ=アームストロングが.942、大谷は3位
ナ・リーグはクロウ=アームストロングがトップです。2位ウッドに続いて大谷が3位に入り、上位3人のうち2人が出塁率.377以上を記録しました。
| 順位 | 選手 | OPS | 球団 | 出塁率 | 長打率 | 打席 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ピート・クロウ=アームストロング | .942 | カブス | .372 | .570 | 726 |
| 2 | ジェームズ・ウッド | .891 | ナショナルズ | .388 | .503 | 623 |
| 3 | 大谷翔平 | .889 | ドジャース | .377 | .512 | 618 |
| 4 | エリー・デラクルーズ | .880 | レッズ | .365 | .515 | 636 |
| 5 | ガブリエル・モレノ | .874 | Dバックス | .388 | .486 | 549 |
| 6 | ジェイク・バウアーズ | .873 | ブルワーズ | .389 | .484 | 578 |
| 7 | ラファエル・デバース | .865 | ジャイアンツ | .340 | .525 | 633 |
| 7 | ブライス・ハーパー | .865 | フィリーズ | .380 | .485 | 693 |
| 9 | カイル・シュワーバー | .857 | フィリーズ | .354 | .503 | 701 |
| 10 | TJ・ラムフィールド | .843 | ロッキーズ | .390 | .453 | 631 |
対象:2026年レギュラーシーズン/ナ・リーグの規定打席対象者上位10人。出典:MLB公式成績データ。確認日:2026年10月22日(日本時間)。順位・同順位は公式表示に従います。
クロウ=アームストロングと大谷を比べると、出塁率は大谷の.377が上ですが、長打率はクロウ=アームストロングが.570、大谷が.512です。クロウ=アームストロングの45本塁打、8三塁打、31二塁打が長打率を押し上げ、OPS首位につながりました。
デバースとハーパーは、公式表示で7位タイです。出塁率と長打率の配分は異なり、デバースは.340と.525、ハーパーは.380と.485でした。同じOPS.865でも、長打に寄った打者と出塁に寄った打者では、数字の中身が違います。
日本人選手のOPS|規定到達者は大谷・鈴木・村上・岡本
規定打席に到達した日本人選手の中では、大谷が最上位です。鈴木誠也は.841でMLB全体18位、ナ・リーグ11位となり、リーグTOP10のラムフィールドとは.002差でした。
| 選手 | 球団 | OPS | MLB全体/リーグ順位 | 出塁率 | 長打率 | 打席 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 大谷翔平 | ドジャース | .889 | 6位/ナ3位 | .377 | .512 | 618 |
| 鈴木誠也 | カブス | .841 | 18位/ナ11位 | .368 | .473 | 634 |
| 村上宗隆 | ホワイトソックス | .825 | 27位/ア10位 | .347 | .478 | 553 |
| 岡本和真 | ブルージェイズ | .762 | 67位/ア28位 | .310 | .452 | 636 |
対象:2026年レギュラーシーズンの規定打席到達者。ア=ア・リーグ、ナ=ナ・リーグ。出典:MLB公式成績データ(全体・各リーグのQualified一覧)。確認日:2026年10月22日(日本時間)。
村上はMLB全体27位・ア・リーグ10位、岡本和真はMLB全体67位・ア・リーグ28位です。村上の35本塁打に対して岡本は33本塁打と近い数字でしたが、出塁率は村上が.347、岡本が.310で、OPSには.063の差がつきました。
規定未到達の参考成績|吉田正尚と西田陸浮
吉田正尚は297打席でOPS.746、西田陸浮は30打席で.482でした。いずれも規定打席に届いていないため、上の順位表には含めていません。
| 選手 | 球団 | OPS | 出塁率 | 長打率 | 打席 | 規定打席 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 吉田正尚 | レッドソックス | .746 | .347 | .399 | 297 | 未到達 |
| 西田陸浮 | ホワイトソックス | .482 | .241 | .241 | 30 | 未到達 |
対象:2026年レギュラーシーズンに打席を記録した日本人野手のうち規定未到達者。出典:MLB公式成績データ(All Players)。確認日:2026年10月22日(日本時間)。参考成績であり、規定到達者の順位は付けていません。
規定打席は502打席|移籍選手と同順位の扱い
MLBの規定打席は、リーグの予定試合数に3.1を掛け、最も近い整数に丸めます。162試合制では502.2を丸めた502打席です。個々の球団の実施試合数だけで基準を下げる方式ではありません。
本記事の順位表は、MLB公式成績の「2026」「Regular Season」「OPS降順」で表示されるQualified対象者の順位を採用しています。MLB全体とア・リーグ、ナ・リーグをそれぞれ別に取得しており、全体の表を所属球団だけで振り分けたものではありません。
移籍選手は合算成績と球団別成績を重複させません
MLB全体では複数球団の合算を1選手1行として扱います。リーグ別では、そのリーグの公式Qualified一覧にある対象者と成績を使い、別リーグの打席数を移籍先リーグの資格に足し直すことはしません。今回の各TOP10は、いずれも1球団での年間成績です。
例えばルイス・ガルシアJr.は、ナショナルズで374打席、ヤンキースで169打席、合算543打席でOPS.830でした。MLB全体では25位ですが、どちらのリーグでも502打席に届かず、両リーグのQualified一覧には入っていません。全体で規定到達でも、移籍先のリーグ順位を同じ条件で付けられるとは限りません。
不足打席の例外と、表示上の同順位を区別します
公式規則9.22(a)には、打率・出塁率・長打率の首位を決める際に、不足分を凡打として加えても首位に残る選手を認める例外があります。この例外を全選手のOPS順位へ独自に広げることはせず、公式の対象者一覧に従っています。今回取得したQualified一覧は、全体・両リーグとも全員が502打席以上でした。
OPS・出塁率・長打率は公式の小数第3位表示を掲載しています。丸めた値が同じでも内部の計算値まで同一とは限らないため、掲載順位と同順位は公式表示をそのまま使います。丸め済みの出塁率と長打率を足して、OPSや順位を作り直すこともしません。
OPSは出塁率+長打率|総合力やOPS+とは別の比較です
OPSは出塁率と長打率を足した打撃指標で、出塁と長打の両面を一つの数値で見られます。一方、守備や走塁、守備位置の違いまでは表しません。球場やリーグの打撃環境を補正するOPS+とも別の指標です。
このランキングは2026年のOPSを比べるためのものです。選手の総合的な優劣まで順位と同じだと考えず、出塁率・長打率と出場機会も併せて読むと、それぞれの打撃の特徴をつかめます。計算方法や歴代の通算・シーズン記録は、MLB歴代OPSランキングとOPSの基礎解説で紹介しています。
出典・取得条件
- MLB:2026年の年間最終リーダー(9月27日付)
- MLB公式成績表:MLB全体/ア・リーグ/ナ・リーグ
- MLB公式データ:全体/ア・リーグ/ナ・リーグ(2026年、gameType=R、playerPool=QUALIFIED、OPS降順。リーグIDは103/104)
- ガルシアJr.の球団別・合算成績(2026年の行を使用)
- MLB:規定打席などの資格条件/公式サイト掲載の野球規則9.22(a)(2025年版)
- MLB:OPSの定義/OPS+の定義
公式データ取得:2026年10月22日12時41分(日本時間)。シーズン終了後の年間成績として掲載しています。公式成績表を再確認する際は、年度を2026年、シーズン種別をRegular Seasonに指定してください。

