【2026年MLB】プレーオフ進出12球団の年俸総額ランキング|注目4球団を分析 | TOKYO リーマン NOTE

【2026年MLB】プレーオフ進出12球団の年俸総額ランキング|注目4球団を分析

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白黒の球場と野球ボール、コインの山で年俸規模の差を表す2026年MLBプレーオフ進出12球団の年俸ランキング画像 2026年シーズン

ドジャースの年俸総額はガーディアンズの約4.6倍と差があります。また、ドジャースの約43%の年俸規模で103勝したブリュワーズが、MLB最多勝を記録しました。2026年のプレーオフ進出12球団を並べると、同じ舞台に立つまでに使った年俸規模の違いが際立ちます。

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進出12球団の年俸総額1位はドジャース、最少はガーディアンズ

対象は2026年にプレーオフ出場を決めた12球団で、ワイルドカードシリーズで敗退した球団も含みます。ドジャース、ブリュワーズ、レイズ、ガーディアンズは、いずれも地区優勝で出場しました。

年俸はSpotracの2026年一覧「Total Payroll」に統一しました。球団詳細では「Total Adjusted Payroll Allocations」に相当する調整後の給与計上額で、アクティブロースターだけの合計ではありません。

進出球団内順位球団年俸総額MLB全体順位出場区分
1ドジャース約3億3,900万ドル2NL西地区優勝
2ヤンキース約3億800万ドル3ALワイルドカード
3フィリーズ約2億9,200万ドル4NLワイルドカード
4ブレーブス約2億6,300万ドル6NL東地区優勝
5カブス約2億4,900万ドル7NLワイルドカード
6アストロズ約2億4,000万ドル8AL西地区優勝
7パドレス約2億1,800万ドル9NLワイルドカード
8レッドソックス約2億800万ドル10ALワイルドカード
9ブリュワーズ約1億4,600万ドル19NL中地区優勝
10ホワイトソックス約1億300万ドル24ALワイルドカード
11レイズ約9,600万ドル28AL東地区優勝
12ガーディアンズ約7,400万ドル30AL中地区優勝

金額は百万ドル単位の概数。順位は丸め前の米ドル額で計算しています。MLB公式の最終会計額ではありません。

2026年 プレーオフ進出12球団の年俸総額を横棒グラフで比較

2026年 プレーオフ進出12球団の年俸総額。単位:百万米ドル。2026年10月12日(日本時間)確認。出典:Spotrac。年俸は掲載集計値。

ドジャースは進出球団内では1位ですが、MLB全体では2位です。全体1位のメッツはプレーオフ進出を逃したため、この表には含めません。ブリュワーズ、ホワイトソックス、レイズ、ガーディアンズは全体19位以下で、上位球団だけで出場枠を占めたわけではありません。

ドジャース|約3億3,900万ドルは低予算3球団の合計を上回る

3球団合計より約2,300万ドル大きい給与規模

ブリュワーズ、レイズ、ガーディアンズの年俸総額を足すと約3億1,600万ドル。ドジャースは1球団でこの合計を約2,300万ドル上回ります。レイズの約3.5倍、ガーディアンズの約4.6倍という差は、今回のランキングで最も目を引く比較です。

球団詳細のアクティブロースター計上額は約3億400万ドルで、総額の約90%を占めます。ただし、ポストシーズンの登録26人の合計を示す数字ではありません。故障者等でプレーオフに出場できない選手も含みます。

年俸順に勝利数が並ぶわけではない

100勝したドジャースに対し、ブリュワーズは103勝。両球団の年俸差は約1億9,300万ドルありますが、レギュラーシーズンの勝利数ではブリュワーズが上回りました。

高額な編成を読むうえで、個別選手の契約額をそのまま足し合わせる方法には注意が必要です。大谷翔平の給与内訳では、Payroll Salaryの7,000万ドルに対し、調整後の計上額は約2,800万ドル。ランキングは後者を含む球団総額を使っており、契約上の額面や当年の現金支払いと同じ数字ではありません。

個別契約の規模はドジャースの選手別年俸ランキングでも紹介しています。関連記事の契約平均年俸と本稿の球団給与計上額は、集計基準が異なります。

ブリュワーズ|ドジャースの約43%の年俸で103勝、得失点差も上回る

予算の小ささより、+214の得失点差が重要

ブリュワーズはプレーオフ進出球団内9位、MLB全体19位の年俸規模です。それで最多の103勝を挙げました。給与を抑えて出場枠に滑り込んだというより、長いシーズンを通してMLB最上位の結果を出した球団です。レギュラーシーズンのチーム成績は832得点・618失点で、得失点差はドジャースと比較して13点上回ります。

154本塁打でも832得点、長打の量だけで決まらない攻撃

ブリュワーズは154本塁打でMLB下位2番目ながら、832得点は上位2番目でした。チーム防御率も3.51で上位2番目と、スモールベースボールで圧巻の成績を残しました。選手個人の能力に加えて、チームとしての戦略が上手く機能しています。

総額を勝利数で割ると約142万ドル

年俸総額を勝利数で割った単純比較は、ブリュワーズが約142万ドル、ドジャースが約339万ドルです。ブリュワーズの値はドジャースの約42%で、年俸差がシーズン結果にそのまま対応していないことが分かります。

この数字から育成部門や個別補強の成功率まで決めることはできません。若手の契約段階、移籍選手への支払い、故障者への負担も総額に関わるため、原因を掘るには選手ごとの年俸と貢献を併せて見る必要があります。ここで分かるのは、比較的小さな給与規模と大きなシーズン成果が両立したという事実です。

レイズ|約9,600万ドルで98勝、ヤンキースの約31%の年俸

同じ東地区の高年俸球団を上回った

レイズの年俸総額はプレーオフ進出球団内11位、MLB全体28位です。同じAL東地区で進出したヤンキースの約31%、レッドソックスの約46%という給与規模で地区優勝しました。

得失点差は+86で、+214のブリュワーズや+201のドジャースとは開きがありますが、98勝はア・リーグ最多勝でした。

ガーディアンズ|MLB最少の約7,400万ドル、85勝で地区を制す

ドジャースとの差は約2億6,500万ドル

ガーディアンズの年俸総額は、進出球団内でもMLB全体でも最少です。ドジャースの約22%、レイズの約78%に当たり、総額を85勝で割ると約88万ドルです。

+11の得失点差と、秋へ向けた打線の改善

年間の得失点差は+11と、年俸規模に対する勝利数が目立つ一方、攻守全体で相手を大きく上回ったシーズンとは言いにくい数字です。ブリュワーズの+214と並べれば、同じ低予算での地区優勝という共通点がある一方で、シーズン全体を通しての勝ち方は異なります。

一方、8月1日以降の打線はwRC+108を記録しました。wRC+は球場などを調整した打撃指標で100が平均。年間成績だけでは捉えにくい終盤の改善を踏まえると、最少予算という見出しに加え、秋へ入る時点の打線の状態も見る必要があります。

残る8球団も、高年俸球団が多数派

ヤンキースとフィリーズは進出球団内2位・3位ですが、ともにワイルドカードから出場。4位のブレーブスは地区優勝、5位のカブスと7位のパドレスはワイルドカードです。同じ上位の給与規模でも、地区内での競争結果は違います。

6位のアストロズは地区優勝。8位のレッドソックスと10位のホワイトソックスはワイルドカードで出場しました。ホワイトソックスの約1億300万ドルからヤンキースの約3億800万ドルまで、残る球団にも大きな幅があります。

2026年のランキングで際立つのは、高額な給与規模のドジャースと、小さな給与規模で地区を制した3球団が同じ舞台に立ったことです。その先の強さを読むには、年俸総額に加え、ブリュワーズの得失点差、レイズの投手運用、ガーディアンズの終盤の打線まで見ると、順位表の見え方が変わります。

参考情報・集計条件

年俸は2026年10月12日(日本時間)に取得した掲載値。給与詳細の登録区分は各ページの更新状態に依存します。勝利数・得失点は2026年レギュラーシーズンの終了時成績で、ポストシーズンの試合を含みません。

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野球好きの30代サラリーマン / 趣味は野球観戦・読書 / 現在子育てに奮闘中 / 野球関連のデータ分析・考察記事を発信します

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