大谷選手の活躍により大人気のMLBですが
長いレギュラーシーズンが終了しました
特にシーズン終盤は激しい地区優勝・ワイルドカード争いが繰り広げられ
最後まで目が離せない大激戦となりました
プレーオフでは各チームが悲願のワールドチャンピオンを目指して激突し
その結果ドジャースがヤンキースを破って悲願の世界一に輝きました
今回は2024年プレーオフ結果とレギュラーシーズンの順位変動をまとめていきます
またMLBプレーオフの基本や2023年の結果についても併せてご紹介します
記事の内容
MLBの球団数
メジャーリーグはア・リーグとナ・リーグの2リーグ制で
それぞれのリーグは3地区に分かれており
各地区には5球団が所属しています
よって全30球団によってレギュラーシーズンが戦われます
大谷選手の所属するドジャースはナ・リーグ西地区に属しています
MLBプレーオフの基本
MLBプレーオフの仕組み
各リーグでのプレーオフ進出条件は
- 地区優勝の3球団
- 3球団を除いたチームのうち勝率の高い3チーム(ワイルドカード)
順位は勝率によって決まりますので
同じ地区優勝でも勝率が高い球団は有利な組み合わせで
プレーオフを戦うことができます
一方で同地区に強力なチームが所属し地区優勝が難しい場合でも
ワイルドカードでプレーオフに進出することが可能です
各球団にとっては高い勝率を目指すことが重要と言えます
最後には各リーグの優勝球団同士が対戦し(ワールドシリーズ)
世界一のチームを決定します
なおワイルドカード争いで2チームの勝率が並んだ場合には
直接対決の勝率が高いチームがプレーオフに進出します
さらにワイルドカード争いで3チームの勝率が並んだ場合には
3チームの直接対決の結果が重視されます
MLBプレーオフの試合数
ワイルドカードシリーズ | 2戦先取 | (最大3試合) |
ディビジョンシリーズ | 3戦先取 | (最大5試合) |
リーグチャンピオンシップシリーズ | 4戦先取 | (最大7試合) |
ワールドシリーズ | 4戦先取 | (最大7試合) |
プレーオフでは最大22試合が予定されており
レギュラーシーズンで162試合を戦った選手達にとっては過酷な戦いとなります
そのためシーズン中からプレーオフを見据えた選手起用が重要です
2023年MLBプレーオフの組み合わせ
ア・リーグ
ワイルドカード2位のレンジャースがア・リーグを制しました
地区優勝のオリオールズとアストロズを破っての見事なリーグ優勝でした
ナ・リーグ
ワイルドカード3位のDバックスがナ・リーグを制しました
出場6チームでは最下位の成績ながら
強豪ドジャースとフィリーズを破っての見事な下剋上を達成しました
ワールドシリーズ
両チームともにリーグチャンピオンシップシリーズで7試合を戦い、満身創痍の状態でしたが
ワールドシリーズにふさわしい、レベルの高い戦いを繰り広げ
レンジャースが見事球団史上初の世界一に輝きました
なお歴代ワールドチャンピオンは別記事でまとめましたので併せてご覧ください
2024年MLBプレーオフの日程
ワイルドカードシリーズ | 10月2日~ |
ディビジョンシリーズ | 10月6日~ |
リーグチャンピオンシップシリーズ | 10月14日~ |
ワールドシリーズ | 10月26日~ |
2024年MLBトーナメント表と順位変動
ア・リーグ
地区首位チームの勝率推移
ワイルドカード争い
ナ・リーグ
地区首位チームの勝率推移
ワイルドカード争い
メッツ・ブレーブス・Dバックスは勝率で並んだため
直接対決の成績に基づきブレーブス・メッツのプレーオフ進出が決定しました
2024年プレーオフ結果
ア・リーグ
ナ・リーグ
ワールドシリーズ
2024年プレーオフの注目球団
別記事でプレーオフ注目のチームを紹介しています
注目選手についても詳しく解説していますのでぜひご覧ください
2024年プレーオフ総括
ドジャースが悲願の世界一
2023年オフに大谷・山本・グラスノー・テオスカー選手を獲得したことで
シーズン開幕前から優勝候補の大本命とされてきたドジャースですが
見事に8度目のワールドチャンピオンに輝きました
直近では2020年(コロナによる短縮シーズン)にチャンピオンに輝いたものの
例年プレーオフでは本来の強さを発揮できず、悔しいシーズンが続いていました
2024年は怪我人の続出によって先発投手が3人しかいない状態でしたが
チーム一丸となった粘り強い戦いで、悲願の世界一を達成しました
大谷選手はプレーオフの山場となったパドレス戦をはじめ、要所で活躍し
チームの世界一に大きく貢献しました
パドレスの健闘
ワールドチャンピオンとなったドジャースを最も苦しめたのがパドレスでした
レギュラーシーズンから絶対王者のドジャースを追い詰め
地区優勝は逃したものの、勢いそのままにプレーオフに進出しました
アラエス・タティスJr・マチャド・メリル選手などの超強力打線に加えて
ダルビッシュ・シース・キング選手の強力先発陣を擁して大激戦を演じました
最後はドジャースに惜敗しましたが、戦力は拮抗していました
タイガースが10年ぶりのプレーオフに進出
長年低迷していたタイガースが10年ぶりにプレーオフに進出しました
原動力となったのはサイヤング賞を獲得したエースのスカバル投手です
プレーオフでも最高の投球を披露して、強豪アストロズを破りましたが
ガーディアンズ戦では最終戦でスカバル投手が力尽きました
まとめ
今回は2024年のMLBのプレーオフについてまとめました
大谷選手の所属するドジャースは見事ワールドチャンピオンに輝きました
2025年の連覇に期待がかかりますね
ここまでお付き合いいただきありがとうございました