大谷選手の大活躍により大人気のMLBですが
移籍したドジャースの戦力に驚いた方は多いのではないでしょうか?
ロサンゼル・ドジャースはナ・リーグ西地区に属していますが
なんと直近11年間で10度の地区優勝に輝いています
また主力メンバーの顔ぶれも豪華で人気の高いチームです
今回はドジャースで活躍する現役の主力選手達をまとめていきます
また過去の地区順位やドジャースでプレーした日本人選手も紹介していきます
記事の内容
ナ・リーグ西地区のチーム紹介
最近のナ・リーグ西地区は激戦区です
地区ではドジャースの優勝が多い一方で
他のチームもワイルドカードでプレーオフに進出することが多いです
2023年はダイヤモンドバックスが地区2位となりましたが
ワイルドカードでプレーオフに進出すると
ナ・リーグを制してワールドシリーズに進出しました
また過去には名門球団のドジャース・ジャイアンツの2強が
例年激しい優勝争いを繰り広げました
両チームともに地区優勝のみならず幾度となくワールドシリーズを制しています
過去10年間の地区順位
ナ・リーグ西地区ではドジャースが圧倒的な成績を残しており
ここ最近は11年間で10度の地区優勝を果たしています
ドジャースはオーナーの意向で多額の資金でスター選手を集める一方で
3A以下の育成環境にも投資を惜しみません
その結果若手有望株や他チームを戦力外となった選手もメジャーで活躍しており
補強と育成のバランスが良いチームです
ドジャースの主力選手(野手/投手)
大谷翔平(DH/投手)
世界最高の野球選手と評価されるスーパースターです
打者としては2023年にアジア人初のホームラン王に輝きながら
10勝をマークするなど常識では考えられない成績を残しました
打者としてはMLB屈指のパワーとスピードを兼ね備え
投手としては160キロを超える直球に多彩な変化球を操るなど
周囲の想像を凌駕する素晴らしい選手です
シーズンMVPを過去3度獲得しています
ドジャースの主力選手(野手)
ムーキー・ベッツ(外野/ショート/セカンド)
高い身体能力で走攻守全てにおいてハイレベルな選手です
ハイアベレージで本塁打を量産する一方で
内外野のポジションを守れるユーティリティプレーヤーでもあります
外野手としてはゴールドグラブを幾度となく獲得しており
選手の総合的活躍を示すWARランキングでは
毎年のように上位にランクインするなどMLBを代表する選手です
シーズンMVPを過去1度獲得しています
フレディ・フリーマン(ファースト)
MLBを代表するベテランスラッガーです
2010年にメジャーデビューを果たしてから常に第一線で活躍を続けます
ハイアベレージと勝負強い打撃が持ち味で
本塁打も期待でき出塁率も高いため安定して高いOPSをマークします
またファーストの守備にも定評があり2018年にはゴールドグラブを獲得しました
シーズンMVPを過去1度獲得しています
ウィル・スミス(キャッチャー)
強肩・強打のキャッチャーです
2019年にメジャーデビューを果たすと
2021年から正捕手として活躍しています
大振りしないコンパクトな打撃でパンチ力のある打者ですが
持ち前の強肩で幾度となく盗塁を阻止してきました
ドジャースとは2024年から10年の大型契約を結ぶなど期待の高さがうかがえます
テオスカー・ヘルナンデス(外野)
広角にホームランを打てるスラッガーです
2024年にマリナーズからドジャースに移籍しました
コンスタントにシーズン30本塁打を打てる長打力と勝負強さが魅力で
逆方向にも長打を打つことができます
一方走力もメジャー平均を上回っており攻撃面でバランスのとれた選手です
ドジャースの主力選手(投手)
タイラー・グラスノー(先発)
身長200cm超のドジャースの長身右腕です
2024年にレイズから移籍しました
高い位置から投げ下ろされる角度のある球で高い奪三振率を誇ります
160キロの直球に加えて変化量の大きいスライダー・カーブを武器とします
長年課題とされてきた制球面でも改善がみられており
強豪ドジャースではエースとして活躍します
山本由伸(先発)
投手としての総合的な能力が高い右腕です
日本球界で素晴らしい成績を残し2024年よりドジャースに入団しました
150キロ後半の直球と多彩な変化球を操ります
スプリットや大きく曲がるカーブの精度が高く制球力も高いため大崩れしません
また牽制やフィールディングの技術も高く
弱点のほとんどない素晴らしい投手です
クレイトン・カーショー(先発)
ドジャースのレジェンドです
2008年にデビューを果たしたベテラン左腕ですが
ドジャース一筋で数々のタイトルを獲得してきました
中でも投手最大の栄誉であるサイヤング賞は3度獲得しています
将来的な野球殿堂入りが確実視されている最強投手です
独特なフォームから質の高い直球・変化球をコーナーに投げ込みます
制球力が非常に高い一方で高い奪三振率も誇ります
ベテランとなった現在はフォーシームの球速低下などもあり
かつての圧倒的な投球はみられませんが
ベテラン投手ならではの投球技術で打者を打ち取ります
カーショウ投手については別記事で詳しく解説しています
ブルスダー・グラテロル(中継ぎ)
最速165キロのリリーフエースです
速いツーシーム主体の打たせて取る投手で
スライダー・カットボールを操ります
フォアボールはほとんど出さずにゴロアウトを量産するのが特徴で
コンスタントに優秀な防御率をマークする安定した投手です
エバン・フィリップス(中継ぎ)
2023年にドジャースのクローザーを務めた投手です
代名詞のスイーパーが最大の武器で
カウント球としても勝負球としても使われます
制球力が高く安定した投球をみせます
元々はレイズを戦力外となった投手でしたが
ドジャースで再育成されて復活を遂げた苦労人です
チームのスタイル
大谷・ベッツ・フリーマン選手のMVP獲得経験のあるスラッガーを軸に
どの打順からでも大量得点が期待できる超強力打線でMLB屈指の攻撃力を武器とします
また守備力の高い選手も多くユーティリティプレーヤーも多数所属しているため
守備面でも安定しています
投手陣は先発・中継ぎともに160キロを超える投手が多数在籍しており
選手の調子次第で柔軟に投手を起用することができます
強いて弱点を挙げるとすると投手陣が時折不安定になることですが
総合的にみると弱点の少ない素晴らしいチームです
過去に在籍した日本人選手
- 野茂英雄
- 黒田博樹
- 斎藤隆
- 前田健太
- ダルビッシュ有
- 石井一久
- 筒香嘉智
- 中村紀洋
- 木田優夫
ドジャースには過去多くの日本人メジャーリーガーが在籍しました
その中でも特に存在感を放ったのは野茂英雄投手です
日本人初のメジャーリーガーとして有名な選手です
体を大きくひねる投球フォームはトルネード投法と呼ばれ
最多奪三振のタイトル獲得やノーヒット・ノーランの達成など大活躍をみせました
また黒田博樹投手は4シーズンもの間ドジャースの先発ローテを任され
安定して毎年10勝前後の成績を残しました
斎藤隆選手もドジャースのクローザーを務めるなど活躍しました
ドジャースは多くの日本人メジャーリーガーと契約した実績があり
日本でもなじみ深い球団です
今後も日本球界からドジャースに移籍する選手が現れるかもしれません
まとめ
今回はロサンゼルス・ドジャースについてまとめました
地区優勝が当たり前の強豪球団でスター選手も多く在籍しています
また育成と補強のバランスも良いチームで常にその強さをキープしています
今後のワールドシリーズ制覇にも期待がかかりますね
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!