大谷選手の移籍で人気のドジャースですが
MLB史上最高クラスの投手が在籍しています
その名もクレイトン・カーショウ投手です
2023年に受けた左肩の手術の影響で
長らく故障者リスト入りしていましたが
2024年7月下旬に復帰登板を果たし
活躍を続けています
今回はカーショウ投手の輝かしい実績や
投手としての特徴についてまとめます
なお2025年シーズンにおける
ドジャースの活躍度ランキングは
以下の記事をご覧ください
また2025年シーズンの
先発投手一覧は別記事でまとめました
記事の内容
カーショウ投手の経歴
1988年3月生まれ
2006年 ドジャース入団(全体7位)
2008年 メジャーデビュー(21歳)
2011年 サイヤング賞受賞(CY賞)
2013年 2度目のCY賞受賞
2014年 3度目のCY賞・シーズンMVP
2025年 37歳
カーショウ投手は2006年に
ドラフト1位(全体7位)で
ドジャースに入団しました
21歳の若さでデビューを果たし
第一線で活躍を続けています
ドジャースの黄金期を支え
2013年から2024年にかけて
チームを11度の地区優勝に導きました
まさにドジャースの看板選手で
チームの顔と言える存在です
カーショウ投手の実績
通算成績(2024年シーズン終了時)
登板数 432試合(17年間)
防御率 2.50
勝利数 212勝
奪三振 2968奪三振
WHIP 1.01
圧巻の通算成績を残していますが
特に優れているのは長期離脱の少なさです
MLB投手は過酷な試合環境で
怪我が多い傾向にありますが
カーショウ投手の長期離脱は少なく
数字以上にチームへの貢献度が高い選手です
通算3000奪三振の達成も見込まれており
怪我をせずに圧倒的なピッチングを披露する
まさに真のエースといえます
獲得タイトル
サイヤング賞 3回
MVP 1回
ゴールドグラブ賞 1回
最優秀防御率 5回
最多勝利 3回
最多奪三振 3回
投手最大の名誉である
サイヤング賞を3度獲得しています
さらには野手の受賞が通例とされる
シーズンMVPも獲得しました
防御率・勝数・奪三振のタイトルも
幾度となく獲得するなど
現役選手屈指のタイトルホルダーとして
今尚活躍を続けます
全盛期の成績(2014年シーズン)
投球回 198.1イニング
防御率 1.77
勝利数 21勝3敗
奪三振 239奪三振
WHIP 0.86
完投 6試合
完封 2試合
ノーヒット・ノーラン 1回
2014年シーズンには
サイヤング賞とリーグMVPを
同時受賞しました
21勝・防御率1.77は驚異的で
ノーヒット・ノーランも記録するなど
ほぼ敵無しのシーズンとなりました
カーショウ投手の特徴
平均球速は150キロ前後と
メジャーでは平均クラスですが
精密なコントロールと
キレ味抜群のスライダーに加えて
大きく曲がるカーブを織り交ぜて
打者を圧倒します
牽制や守備の技術も非常に高く
牽制による刺殺数は70個で
メジャー歴代8位の成績を誇ります
力投型ではなく
投球スキルで打者を制圧するタイプですので
怪我が少なく
チームへの貢献度が高い投手でもあります
総じて弱点の少ない素晴らしい投手です
カーショウ投手の現在と今後(考察)
怪我からの復帰
2023年に左肩の手術を受け
自身初となる長期離脱となりました
2024年7月に復帰すると
先発として7試合に登板しましたが
球速の低下が目立ち
打ち込まれる試合が続きました
ポストシーズンでは左足の怪我により
登板機会はありませんでしたが
怪我がなくとも
プレーオフを任すことができる
状態ではありませんでした
ドジャースとの相思相愛
2023年オフには1年500万ドルで
契約を延長しましたが
2024年オフには新たに1年750万ドルで
契約を更新しましたが
実は2024年オフには
一度カーショウ投手側から
1年1000万ドルの契約を破棄しています
これはチームの勝利のため
カーショウ投手側の配慮と考えられます
チームとしても契約を切る意思はなく
引退まで在籍させる方針を表明しており
カーショウ投手とドジャースの間には
強固な信頼関係を築かれています
2025年の活躍
2024年オフに受けた手術から
5月中旬に先発復帰を果たしました
前年の不安定な姿とは対照的に
先発ローテで安定した投球を続けています
打たせて取るスタイルを確立し
常にストライク先行で
少ない球数で打者を翻弄しています
レギュラーシーズンの成績はもちろん
プレーオフでの活躍も期待されます
3000奪三振へのカウントダウン
2025年シーズンでの
3000奪三振達成が確実視されています
達成となれば史上20人目の快挙です
MLBの歴代奪三振記録は
別記事でまとめましたのでご覧ください
近づく引退
2024年に世界一に輝いたドジャースですが
カーショウ選手はインタビューの中で
生涯ドジャースを宣言しました
チーム側も同様に考えている可能性が高く
引退までドジャース一筋が予想されます
2025年も活躍を続けていますが
今後は引退も視野に入ることでしょう
大投手の投球に注目せざるを得ません
まとめ
今回はドジャースの大エース
クレイトン・カーショウ投手の
輝かしい実績と現在の投球をまとめました
キャリア最長の離脱から復活し
現在はメジャーの舞台に戻ってきました
今後の活躍に期待が膨らみます
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました