【2026年】ドジャースのメジャー未デビュー有望株6人|次に昇格するのは誰? | TOKYO リーマン NOTE

【2026年MLB】ドジャースのメジャー未デビュー有望株6人|次に昇格するのは誰?

スポンサーリンク
球場へ向かう若手選手のイメージと、ドジャースのメジャー未デビュー有望株6人を紹介する文字を配置したモノトーン画像 2026年シーズン

ドジャースの次世代を考えるなら、メジャーへの近さと、将来どこまで伸びるかを分けて見ると面白くなります。3Aで30本塁打を放った打者がいる一方、下の階級には44盗塁の外野手や、シーズンの大半を19歳で戦って26本塁打を記録した内野手もいます。ここでは、まだメジャーの公式戦に出場していない有望株6人を紹介します。

対象・年齢は日本時間2026年10月19日時点。成績は2026年MiLBレギュラーシーズンの所属全階級合計で、プレーオフ・秋季リーグは含みません。

スポンサーリンク

メジャー未デビューの注目6人|3A組と次世代の主力候補を分けて見る

一軍に近い打者として見たいのはシロタとティブス、長期的な主力候補として追いたいのはキンテロとモラレスです。さらに、長打とコンタクトを両立するダバラン、先発候補の左腕フェリスも外せません。以下は球団内ランキングではなく、持ち味と育成段階で整理した一覧です。

選手・年齢守備位置2026年の階級見どころ
シロタ・23歳外野1A+〜3A出塁力と中堅守備
ティブス・24歳外野3A30本塁打の左打者
キンテロ・21歳外野1A+・2A出塁と44盗塁
モラレス・20歳遊撃1A・1A+26本塁打の長打力
ダバラン・22歳外野1A+・2A24本塁打と少ない三振
フェリス・22歳左投手3A先発候補の奪三振力

なお、ホスエ・デポーラは2026年9月にメジャーデビューを果たしました。ザイヒル・ホープは8月にタイガースへ移籍しており、今回の対象には含めていません。プロスペクトの評価対象に残っていることと、メジャー未デビューであることは別です。

シロタとティブス|3Aまで進んだ2人は何が違う?

マイク・シロタ|出塁率.461を武器に中堅の定位置を狙う

シロタは、打線のつなぎ役にも長打を打つ役にもなれる右打ちの外野手です。2026年は打率.307、17本塁打、13盗塁、OPS .987を記録しました。とりわけ目を引くのが出塁率.461で、安打以外でも塁に出る力が打撃成績を支えています。

2025年1月、ギャビン・ラックスの交換でレッズから加入しました。2026年は1A+から2A、さらに9月には3Aへ進んでいます。中堅を守る選手が高い出塁力を備えていれば、打撃だけに頼る外野手よりも起用の選択肢を広げやすくなります。

次の焦点は、この出塁力を3Aで継続できるかです。シーズン合計の好成績を、そのまま3Aでの実績と受け取ることはできません。昇格直後の短い期間を経て、より精度の高い投球に対応する打席を積めるかが、一軍への距離を測る材料になります。

ジェームズ・ティブス3世|3Aで30本塁打、最も分かりやすい武器は打撃

ティブスは、左の長打力でメジャーを目指す外野手です。2026年は3Aオクラホマシティで打率.287、30本塁打、107打点、出塁率.409、OPS .941を記録しました。下の階級から将来性を想像する段階を越え、メジャー直下でまとまった実績を残した点が強みです。

2024年ドラフト全体13位でジャイアンツに指名され、2025年にはレッドソックスを経て、ダスティン・メイの交換でドジャースへ加入しました。短期間で所属先が変わりましたが、2026年は打撃で存在感を示しています。

シロタとの違いは、起用する側が何を求めるかです。外野守備や走塁も含めて使うならシロタ、左の長打を加えたいならティブスという見方ができます。ただし、打撃を主な武器とする選手ほど、昇格後にどこを守り、どれだけ打席を与えるかが重要になります。

キンテロとモラレス|44盗塁の外野手と26本塁打の遊撃手

エドゥアルド・キンテロ|出塁率.443と44盗塁がつながる面白さ

キンテロは、出塁してからも相手に圧力をかけられる右打ちの外野手です。2026年は打率.308、13本塁打、44盗塁、出塁率.443、OPS .942を記録しました。盗塁の数字だけでなく、走る機会を自らつくれる点が魅力です。

1A+グレートレイクスでは88四球を選び、外野守備で11補殺を記録しました。9月には2Aへ昇格し、秋はアリゾナ秋季リーグにも参加しています。打撃だけで定位置を争う選手が多い中で、守備と走塁も含めて価値を示せることは強みになります。

今後は、上の階級でも出塁と長打を両立できるかを見たいところです。足が速くても打席で押し込まれれば持ち味を出しにくくなります。2Aでの打撃内容を重ねながら、走攻守の総合力でどこまで評価を上げるかが楽しみです。

エミル・モラレス|若さに加え、内野手で26本塁打を打てる希少性

モラレスは、外野手が目立つドジャースの有望株の中で、内野の長打力を担う存在です。2026年は打率.295、26本塁打、119打点、OPS .928を記録しました。9月22日に20歳になったため、シーズンの大半を19歳で戦っていたことになります。

1Aオンタリオから5月に1A+へ昇格し、26本塁打のうち20本をグレートレイクスで放ちました。昇格前の数字だけで年間成績を稼いだわけではない点も評価できます。

長期的な価値を左右するのは、打撃の成長に加えて守備位置です。遊撃を守りながら長打を打てれば編成上の価値は大きくなりますが、将来の定位置を決めつける段階ではありません。ベッツの後継者と急いで結び付けるより、まず2Aで打撃と守備がどう通用するかを追いたい選手です。

ダバランとフェリス|24本塁打でも三振が少ない打者、119奪三振の左腕

チャールズ・ダバラン|24本塁打に加え、63四球・57三振

ダバランは、長打力とコンタクトを両立した左打ちの外野手です。2026年の合計成績は打率.291、24本塁打、17盗塁、OPS .932でした。主戦場の1A+では115試合に出場し、ミッドウェスト・リーグMVPに選ばれています。

特に面白いのが、1A+で63四球に対して57三振だったことです。24本塁打を打ちながら四球が三振を上回っており、単に強く振って長打を狙うだけの打者ではありません。2025年ドラフト全体41位で加入した選手が、早くも打席での完成度を示しました。

一方、2026年の2Aレギュラーシーズン出場は1試合です。1A+のMVPという肩書きと、メジャーへの近さは分けて考える必要があります。次は2Aの投手に対しても、長打を保ちながら空振りや三振を抑えられるかが注目点になります。

ジャクソン・フェリス|防御率5.12でも、先発候補として見る理由

フェリスは、今回の6人で唯一の投手です。2024年1月、マイケル・ブッシュらの交換でカブスから加入しました。2026年は3Aで24登板、うち22先発に登板し、109回で119奪三振、防御率5.12、WHIP 1.48を記録しています。

防御率だけなら、すぐに一軍の先発を任せたい成績とはいえません。それでも投球回を上回る三振を奪っている点には、打者を仕留める力が表れています。一方、54四球を与えており、走者を出す頻度を減らすことが課題です。

今後は三振の多さ以上に、四球を抑えて長いイニングを投げられるかを見たいところです。先発として育てるなら、一度の好投だけでなく、登板を重ねたときの安定性が必要になります。メジャー直下で先発経験を積む22歳の左腕として、成績の改善を追う価値があります。

本塁打と盗塁の比較|同じ有望株でも、得意分野は違う

5人の野手を並べると、ティブスの長打、キンテロの走力、ダバランの両立ぶりが見えてきます。シロタはこの図だけでは表しきれない出塁力、モラレスは若さと内野手であることが評価のポイントです。

2026年MiLBでのシロタ、ティブス、キンテロ、モラレス、ダバランの本塁打数と盗塁数を比較する横棒グラフ

所属階級と出場機会が異なるため、棒の長さは能力や昇格順のランキングを示しません。出典:MiLB選手成績。

選手打率出塁率OPS
シロタ.307.461.987
ティブス.287.409.941
キンテロ.308.443.942
モラレス.295.382.928
ダバラン.291.400.932

次に昇格するのは誰?2027年は「成績」と「空く役割」をセットで見る

2027年の昇格候補を考えるなら、まずは3A組のシロタとティブスです。ただし、メジャーに呼ばれる順番は将来性の評価順とは限りません。外野の守備要員が必要なのか、左の長打が必要なのかで、選ばれる選手は変わります。

キンテロ、モラレス、ダバランは、上の階級で何を伸ばすかを見る段階です。フェリスは先発としての安定感が昇格の判断材料になります。いずれも昇格年を保証できる状況ではありませんが、6人それぞれに「次にクリアしたい課題」があります。

ドジャースの育成を見る面白さは、有望株の人数だけにはありません。外野の出塁役、左の長距離打者、内野の中軸候補、先発左腕と、異なる役割の選手が育っている点にあります。オフの戦力編成と合わせて見ると、誰にチャンスが巡るかをより具体的に考えられます。関連記事のドジャースの2026年オフ補強候補と補強ポイントも参考にしてください。

参考情報

スポンサーリンク
プロフィール
この記事を書いた人
TOKYOリーマン

野球好きの30代サラリーマン / 趣味は野球観戦・読書 / 現在子育てに奮闘中 / 野球関連のデータ分析・考察記事を発信します

TOKYOリーマンをフォローする
2026年シーズン