ソフトバンク年俸ランキング2026|10億円の両投手と大型契約を考察 | TOKYO リーマン NOTE

ソフトバンク年俸ランキング2026|10億円の両投手と大型契約を考察

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ソフトバンクの2026年年俸ランキングと大型契約・戦力への配分を紹介するモノトーンのイメージ画像 2026年シーズン

2026年のソフトバンクは、オスナとモイネロが推定年俸10億円で並び、上位10人だけで合計54億7,000万円になります。そのうち投手6人が約68%を占める一方、日本人選手では近藤健介が5億5,000万円でトップです。周東佑京の4億円契約や生え抜き主力の昇給まで見ると、外部補強と主力の引き留めを両立させる年俸構成が見えてきます。

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ソフトバンク年俸ランキング2026|10億円の2人を筆頭に1億円以上は19人

外国人選手を含めたランキングでは、オスナ、モイネロにスチュワート・ジュニアが続きます。1億円以上の19人を並べると、先発・救援の両方に高額契約の投手が入り、打線の中心と守備・走塁を担う主力にも資金が配分されています。

順位選手推定年俸
1位ロベルト・オスナ10億円
1位リバン・モイネロ10億円
3位スチュワート・ジュニア7億円
4位近藤健介5億5,000万円
5位徐若熙5億円
6位山川穂高4億5,000万円
7位周東佑京4億円
8位柳田悠岐3億7,000万円
9位上沢直之2億5,000万円
9位ダーウィンゾン・ヘルナンデス2億5,000万円
11位今宮健太2億円
12位松本裕樹1億8,000万円
13位大関友久1億7,000万円
14位牧原大成1億5,000万円
15位栗原陵矢1億4,000万円
16位中村晃1億2,000万円
16位藤井皓哉1億2,000万円
18位東浜巨1億1,000万円
18位柳町達1億1,000万円

※日本時間2026年10月30日時点の2026年契約額です。金額はすべて推定で、複数年契約の年平均相当額を含みます。出来高込みの最終収入や実支払額のランキングではありません。同額は同順位です。

日本人選手だけなら、近藤、山川穂高、周東、柳田悠岐の順です。ただし、球団の契約規模を考える際に外国人選手を除くと、10億円級の投手2人と7億円のスチュワートが消えてしまいます。チームの資金配分を読むには、全選手を同じ表に入れる意味があります。

モイネロの3億円表記と、スチュワートの7億7,000万円表記には注意

モイネロは2025年から2028年までの4年総額約40億円の契約で、年平均相当額は約10億円です。一部の年俸一覧に残る3億円は、今回のランキングには採用していません。スチュワートも一覧によって円表示に差がありますが、ここでは2026年10月の契約報道と一致する約7億円で整理しています。

契約全体の総額と、その年の推定年俸は分けて見る必要があります。たとえば、近藤の契約総額を年数で単純に割り直した数字と、2026年の報道額5億5,000万円を同じランキング内で入れ替えると、比較の基準が変わります。金額の読み方は、MLB年俸ランキングで見る当年給与と契約年平均の違いも参考になります。

上位10人で約55億円|投手6人への配分が約68%

ソフトバンクの2026年推定年俸上位10人。オスナとモイネロが10億円で並び、スチュワート7億円、近藤5億5000万円が続く横棒グラフ

2026年推定年俸の上位10人。複数年契約の年平均相当額を含みます。日本時間2026年10月30日時点。出典:Baseball Chronicle、契約報道。

上位10人のうち、投手6人の合計は37億円、野手4人は17億7,000万円です。投手の比率は約67.6%で、モイネロ、スチュワート、徐若熙、上沢直之という先発候補だけでも24億5,000万円に達します。高額な救援投手だけに偏るのではなく、先発陣の確保にも大きな費用をかけた形です。

筆者がこの配分から重視するのは、投手への投資額と、年間を通じて埋められるイニングの関係です。先発を長く任せられる投手がそろえば、救援陣の登板負担を減らす余地が生まれます。一方、高額契約の先発が離脱すると、年俸だけでなく、代わりに投げる投手を確保する負担も残ります。

また、上位10人の約55億円は球団全体の年俸総額ではありません。11位以下の選手や育成選手を含む総額と混同せず、「主力のどこに多くの契約額が集まるか」を示す数字として見ると、編成の特徴がつかみやすくなります。

周東は1億1,000万円から4億円へ|生え抜きの引き留めも大型投資

2026年の日本人選手で目立つ変化は、周東の2億9,000万円増です。前年の1億1,000万円から4億円へ約3.6倍となり、柳田を上回って日本人選手の3番手に入りました。5年総額20億円に出来高を加えた契約で、4年目以降は変動制と報じられています。

この契約を読む際は、本塁打や打点だけで額の大小を判断すると評価の軸が狭くなります。周東の強みである走塁と外野守備は、打線の中心選手とは違う形で得点や失点に関わります。球団が長期契約を結ぶ意味は、そうした役割を今後も確保する点にあると考えます。

昇給は周東だけではありません。松本裕樹は7,000万円増の1億8,000万円、大関友久は8,000万円増の1億7,000万円、柳町達は6,800万円増の1億1,000万円です。この4人の増額分だけで5億800万円となり、外から選手を獲得しなくても、主力を残すための支出は大きく増えています。

柳田は1億円減の3億7,000万円、今宮健太は1億円減の2億円です。この2人の減額計2億円を上記4人の増額と比べると、差し引きでは3億800万円の増加になります。対象6人だけの比較ですが、ベテランの減額がそのまま補強予算に回るわけではないことが分かります。

オスナ10億円と杉山8,000万円|年俸順位は役割の順位とは違う

オスナの推定10億円に対し、杉山一樹は8,000万円で、金額の差は12.5倍です。しかし2026年開幕時には、起用方針を協議中だったオスナの登録が見送られ、杉山が抑えを任される形になりました。高い年俸が、その時点での起用の優先順位を決めるわけではありません。

複数年契約の年俸には、契約を結んだ時点での実績や期待、他球団への流出を防ぐための条件が反映されます。対して起用は、その時々の状態とチーム事情によって変わります。年俸表は契約の履歴でもあるため、シーズン中の働きをそのまま順位付けした表として読むことはできません。

戦力の費用対効果を評価するなら、年俸とセーブ数だけを割り算するより、どの場面で投げられたか、離脱した期間を誰が埋めたかを見る方が実態に近づきます。高額契約を抱えながら、昇給途中の投手が重要な役割を担える選手層にも目を向けたいところです。

2027年への焦点|契約満了と報道段階の去就を分けて読む

2026年オフの焦点の一つは、スチュワートの契約判断です。10月29日には退団の可能性が報じられましたが、契約満了と退団の正式決定は別です。同様に、ヘルナンデスの去就も流動的と報じられており、2026年の年俸表をそのまま2027年へ持ち越すことはできません。

仮に高額契約の投手が退団すれば、支出を組み替える余地は生まれます。ただし、同じ役割を担う代替選手の獲得費用と、生え抜き主力の昇給も必要です。空いた金額をすべて新戦力に使えると考えるより、先発の確保、救援の再編、主力の維持にどう振り分けるかを見るべきです。

ソフトバンクの年俸ランキングで読み取れるのは、10億円級の契約を結べる資金力と、主力を育てて残すためにも大きな支出が必要になる構造です。次の契約更改では最高額の選手だけでなく、松本、大関、柳町らの層にどれだけ費用を配分するかが、チームの厚みを考える手がかりになります。

MLBでの主力と若手への配分は、2026年ブルワーズ年俸ランキングと主力契約の考察でも取り上げています。金額を円に換算して比べるだけでなく、複数年契約と昇給前の選手をどう組み合わせるかに注目すると、チーム作りの違いが見えてきます。

参考情報

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TOKYOリーマン

野球好きの30代サラリーマン / 趣味は野球観戦・読書 / 現在子育てに奮闘中 / 野球関連のデータ分析・考察記事を発信します

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