【2024年MLB】ホームランダービーの予選・決勝結果まとめ!豪華オールスター達の大熱戦の末テオスカー選手が優勝!今季のルールについてもおさらい!

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2024年のMLBオールスターゲームが大盛況の末閉幕しました

前日に行われたホームランダービーは大盛り上がりで

白熱した対戦がスタジアムを大いに盛り上げましたね

今回は2024年ホームランダービーの結果

予選から丁寧にまとめていきます!

またダービーのルールについても改めておさらいしていきます!

なお過去の記事で実施した

独自スコアによる優勝者予想についても

併せてご紹介させていただきます

2024年ホームランダービーの概要

日時・場所・賞金

日程:7月16日(火) 午前9時から(日本時間)

場所:レンジャース本拠地(テキサス)

賞金:1億6000万円(100万ドル)

対戦ルール

1stラウンド
  • 参加選手8人が全員参加
  • 上位4人が決勝ラウンドに進出
  • 1stセッション
    • 3分経過or40球で終了(見逃し含む)
  • 2ndセッション
    • 3アウトになるまで打撃(見逃しを含まない)
    • 時間制限なし
    • 130mを超える本塁打を打つと1アウト加算される
  • 1stセッション+2ndセッションの合計本数を競う
決勝ラウンド
  • 4選手によるトーナメント形式
  • 準決勝は1stラウンドと同様の形式
  • 決勝1stセッション
    • 2分経過or27球で終了(見逃し含む)
  • 決勝2ndセッション
    • 1stラウンドと同様
  • 1stセッション+2ndセッションの合計本数を競う
サドンデス
  • 本塁打数が並んだ場合にサドンデスで勝者を決める
  • 3スイングでの本塁打が多い選手の勝利とする

2024年ダービー出場選手一覧

本塁打王大本命のジャッジ・大谷選手は欠場となりましたが

所属チームで大活躍をみせる選手達が名を連ねました

特に若いヘンダーソン選手とウィットJr.選手は

それぞれメジャー2年目と3年目の選手で

今後のスター候補選手として非常に評価が高い選手です

事前の優勝者予想

注目したスタッツ

Blasts% Contact

”Blasts”とは以下の条件を満たすスイングです

  • フルスイング(平均スイングスピードの82%以上)
  • ボールに対して効率的に力の伝わる角度でのコンタクト

かなり簡単に説明しましたので厳密には意味が異なりますが

大体体の意味は理解していただけると思います

よってBlasts% Contactの意味は

バットにボールが当たった回数に対するBlastsの割合を意味します

つまりこの指標が優秀な選手は

フルスイングでボールに力を伝える技術が高いと言えます

平均スイングスピード

名前の通り平均のスイングスピードです

純粋なパワーを表す指標として利用します

独自スコア

2つの指標を利用して以下の通り出場選手のスコアを算出します

スコア=Blasts% Contact+平均スイングスピード

それぞれの指標は100点満点とします

メジャー全体で1位の場合には100点となります

よって独自スコアは200点満点です

ダービー優勝者予想

独自採点の結果1位はヘンダーソン選手となりました

Blast・スイングスピード共に優秀な成績で弱点がありません

実際にア・リーグではジャッジ選手と本塁打王争いを繰り広げており

データ的にも成績的にも優勝候補の筆頭です

今シーズンのア・リーグMVP候補でもありますので大注目です

2位はウィットJr.選手でした

ヘンダーソン選手には全体的に劣りますが

大変優秀な成績をおさめています

こちらも今シーズンのア・リーグMVP候補です

両選手とも走力や守備力でもメジャートップクラスで

総合力を示す”WAR”でも圧倒的な数値を残しています

最新のWARランキングは別記事でまとめています

参考としてジャッジ・大谷選手のスコアを掲載しましたが

やはり両選手とも別格でした

ホームランダービーへの不参加が悔やまれるところですが

ぜひとも来年は参加して欲しいですね

2024年ダービー最終結果

1stラウンドの結果

1stラウンドではボーム選手とラミレス選手が同数で1位となり

ウィットJr.選手とヘルナンデス選手が続きました

優勝候補の本命と言われたアロンソ選手(過去優勝2度)や

ナ・リーグで大谷選手に次ぐ本塁打を記録しているオズナ選手

ア・リーグでジャッジ選手に次ぐ本塁打を記録していた

ヘンダーソン選手が敗退し波乱の展開となりました

1位となったラミレス選手は身長175cmと小柄でスイッチヒッターの選手ですが

事前の予想を上回るパワーを発揮して決勝に進出しました

決勝ラウンドの結果

準決勝1戦目はラミレス選手とウィットJr.選手の対戦となり

ウィットJr.選手が若さを生かして圧勝しました

準決勝2戦目はテオスカー選手とボーム選手の対戦となり

後攻のボーム選手が2ndセッションで1本打てば勝利でしたが

まさかのノーアーチに終わりサドンデスとなりました

サドンデスでは先攻のテオスカー選手が3スイングで2本塁打を放ち勝利しました

決勝戦では先攻のテオスカー選手が計14本で終了しました

ウィットJr.選手は1stセッション終了時点で11本塁打を放ちましたが

2ndセッションで2本塁打に終わり

テオスカー選手の優勝が決まりました

ドジャースの選手がダービーで優勝したのは初の快挙でした

前評判はそれほど高くなかったテオスカー選手ですが

嬉しい初優勝となりました

優勝予想と最終結果の比較

優勝を予想していたヘンダーソン選手がまさかの最下位となりましたが

世間的な評価は低かったウィットJr.選手の準優勝は見事的中しました

予想の的中率はイマイチでしたが

来年以降は他の指標を取り入れるなど

スコアの改善を図りたいと思います

まとめ

今回は2024年ホームランダービーの結果をまとめました

ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス選手が見事優勝に輝きました

例年辞退者の多いイベントですが例年大変盛り上がっています

選手への負担が少ないさらなるルール変更が期待されます

来年は大谷選手やジャッジ選手にも参加してほしいですね

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

プロフィール
この記事を書いた人
TOKYOリーマン

海外駐在中の30代サラリーマン / 持て余した時間を活用すべく2024年よりブログを始める / 趣味は野球観戦・ゴルフ・読書・筋トレ / 現在子育てに奮闘中

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