【MLB】OPSランキングまとめ!通算&シーズンの歴代記録を紹介!2000年以降と2024年のランキングも解説! | TOKYO リーマン NOTE

【MLB】OPSランキングまとめ!通算&シーズンの歴代記録を紹介!2000年以降と2024年のランキングも解説!

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MLB記録

大谷選手の活躍によって大人気のMLBですが

”OPS”という指標をよく耳にします

日本プロ野球でも徐々に浸透しつつありますが

MLBでは選手の打撃能力を評価する際に

頻繁に用いられます

OPSとは長打率と出塁率を足した指標で

強打者ほどOPSが高い傾向にあります

今回は歴代・通算OPSランキングをまとめます

さらにOPSの基礎知識

2024年シーズンのランキングについても紹介します

その他のMLB歴代記録は別記事でまとめましたのでご覧ください

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OPSの基礎知識

OPSはOn-base Plus Sluggingの略で

日本語に訳すと”出塁率+長打率”となります

OPSの計算方法

OPS=長打率+出塁率

OPSは長打率と出塁率の合計値です

長打率の最大値は4.000

出塁率の最大値は1.000ですので

OPSの最大値は5.000です

長打率

1打数あたりの塁打数を表します

なお塁打数として加算されるのは安打・二塁打・三塁打・本塁打のみです

四球は対象外ですのでご注意ください

例えば1打数1本塁打の場合

長打率は最大の4.000となります

また4打数2安打(シングルヒット2本)の場合

長打率は0.500です(2塁打/4打数)

出塁率

1打数あたりに出塁する確率を表します(厳密には若干異なります)

出塁とは安打・四死球での出塁を指します

OPS計算の例

5打数3安打(ゴロアウト・四球・安打・二塁打・本塁打)の場合

長打率は1.4(7塁打/5打数)

出塁率は0.8(4出塁/5打数)ですので

OPSは2.2と計算されます

OPSの目安

一般的にOPSが0.900を超える選手は

リーグを代表する打撃能力をもつとされます

OPSの考え方

野球は得点の多いチームが勝利します

出塁によって得点のチャンスを広げることや

長打で自身やランナーを進塁させることは

チームの勝利(チームの得点)に大きな影響を与えます

そのため出塁率と長打率を足したOPSは

勝利への貢献度を示す指標と考えられます

MLB歴代シーズンOPSランキング(全期間)

歴代1位はバリー・ボンズ選手です

シーズン最多本塁打記録(73本塁打)をもち

MLB最高のスラッガーとして知られます

OPS1.422(出塁率0.609・長打率0.863)は驚異的です

大谷選手が2023年に記録したOPSは

1.066(出塁率.0412・長打率0.654)なので

記録の凄さを実感いただけると思います

当時はあまりの打撃力により

ノーアウトで敬遠されるほどでした

ボンズ・ルース選手の記録が目立ちますが

時代によるMLBのレベルを考えると

ボンズ選手の記録が際立ちます

現役選手ではソト選手がランクインしました

2024年に大谷選手を上回る

歴代最高額の大型契約を結んだスター選手です

2020年は短縮シーズン(60試合)でしたので

比較は難しいですが

素晴らしい記録を残しました

MLB歴代シーズンOPSランキング(2000年以降)

1位から4位はボンズ選手が独占しており

打者としてのレベルの違いが際立ちます

現役選手ではソト選手に加えて

ジャッジ・フリーマン・イエリチ選手

ランクインしました

どの打者もMLBのスター選手達です

将来は日本人選手のランク入りが期待されます

MLB歴代シーズンOPSランキング(日本人)

1位はドジャースの大谷選手です

エンゼルス時代の記録がランクインしています

当時は投手としても10勝を挙げましたので

投打に圧巻の成績でした

2位は元ヤンキースの松井選手です

長年ヤンキースの主軸として活躍し

コンスタントに好成績を残しました

3位は元マリナーズのイチロー選手です

MLBのスーパースター選手で

歴代最多安打記録保持者でもあります

長打は少ないものの、高い出塁率を残しました

2024年シーズンのOPSランキング

2024年シーズンは大谷選手とジャッジ選手

OPS1.000を超える好成績を残しました

2位以下の選手と比較すると圧倒的な成績で

両スラッガーの凄さが分かります

上位者のシーズン中の成績推移は

別記事でまとめていますのでご覧ください

通算OPSランキング

1位はベーブ・ルース選手です

通算OPSは驚異の1.164でした

長年にわたりトップクラスの活躍を維持したことが分かります

シーズン記録保持者のボンズ選手

4位にランクインしています

現役選手ではヤンキースのジャッジ選手

かつて大谷選手とチームメイトだった

トラウト選手がランクインしています

ちなみに大谷選手の通算OPSは

2024年終了時点で0.946となっており

今後のランク入りが期待されます

今後の展望

OPSは選手の打撃能力(得点能力)を示す指標として、得点との関係が強いことで知られます

今後は日本でもOPSが重視されるでしょう

一方でOPSには走塁・守備面での貢献は考慮されていません

そのためOPS以外の指標も併せて評価する必要があります

そこでMLBで新たに生まれた指標が

WAR(ウォー)”です

WARは打力・走力・守備力・投手力を全て加味した指標です

WARは計算方法が複雑で直感的に分かりにくい数字なのですが

”その選手が出場しなかった場合の負け数”を表す指標です

選手の総合力を評価する際にはWARを参照すると良いでしょう

MLBのWARランキングや指標の説明については別の記事でまとめています

まとめ

今回は選手の打撃能力を表す指標であるOPSについて解説しました

直感的にも分かりやすく選手の打撃能力を評価する際に重視されています

シーズン歴代OPSランキングでは

ボンズ・ルース選手がランクインしています

選手成績を確認する際にはOPSにも注目してくださいね

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

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プロフィール
この記事を書いた人
TOKYOリーマン

野球好きの30代サラリーマン / 趣味は野球観戦・読書 / 現在子育てに奮闘中 / 野球関連のデータ分析・考察記事を発信します

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