大谷選手の活躍で人気のMLBですが
2024年はドジャースが世界一に輝きました
2025年も優勝候補の大本命として
大きな期待を寄せられています
一方で実力者達が多数在籍するため
メジャー40人枠の争いが激化しています
これは”ロースター”と呼ばれており
公式戦への出場資格を得るには
ロースターに登録されることが条件となります
今回は2025年シーズンにおける
ドジャースの最新ロースターを紹介します
またロースター制度の基本についても
分かりやすく解説していきます
なお2025年開幕前における
最新のドジャース移籍情報は別記事をご覧ください
また最新のドジャースの年棒ランキングは
以下の記事でまとめています
記事の内容
ロースター制度の基本

ロースター制度とは
球団の支配下選手登録枠です
最大40人を登録することができ
全ての選手がメジャー契約を結び
その内26人が公式戦への出場資格を有します
それぞれ40人枠・26人枠と呼ばれます
一般的に40人枠をロースター
26人枠をアクティブロースターと言います
メジャー契約には最低保証年棒(1億円程度)が定められており
待遇はマイナー契約と大きく異なります
多くの選手にとって40人枠に登録されることは
第一の目標となります
特にドジャースのような強豪球団では
40人枠を巡る熾烈な争いが繰り広げられ
シーズン中の入れ替えも頻繁に起こります
ロースター(40人枠)
40人枠の選手には様々なルールが適用され
チームには慎重な判断が求められます
選手登録を外す場合
1度40人枠に登録された選手を外す際には
DFA(事実上の戦力外)に登録します
10日間の登録期限の間に
獲得を希望する球団が現れ
選手本人も移籍の意思を示した場合
選手を放出する必要があります
この間トレード交渉も可能です
選手の移籍がまとまらずに
10日間の期限が過ぎた場合は
マイナー契約を結ぶか自由契約とします
つまり1度40人枠に登録した選手を外す場合
他球団に流出するリスクを負います
ロースター登録選手の故障
40人枠に登録された選手が怪我を負い
長期離脱が見込まれる場合は
60日間の故障者リスト(60日間IL)に登録することができます
この場合一時的に40人枠から外れ
40人枠に空きができますので
ロースター登録外の選手を補充でき
故障者リスト入りした選手を
DFAとする必要はありません
軽度の怪我による短期離脱の場合(10・15日間IL)は
26人枠からは外れますが
ロースター枠からは外れません
60日間の故障者リストの制限
- 40人枠をフルに使用している必要がある
- 別の選手とメジャー契約を結ぶ必要がある
上記の制限によって
60日間ILに登録された選手を
再びロースター枠に戻す場合は
別の選手のDFAやトレードによって
ロースター枠を空ける必要があります
アクティブロースター(26人枠)
26人枠に登録できる投手は13人以内です
シーズンで初めて26人枠に登録される場合
選手区分を定める必要があり
投手・野手・二刀流の3区分を割り当てます
シーズン中に区分を変更することはできません
二刀流選手に区分された選手は
投手にカウントされないため
実質的に投手枠を1つ増やすことができます
また9月1日以降は26人→28人に拡大されます
なお26枠への登録期間に応じて
選手は様々な優遇措置を受けられます
年棒調停権の取得
登録期間が3シーズン分に達すると
年棒の見直しを要求する権利を得ます
これは年棒調停権と呼ばれます
過去の事例や詳細な説明については
別記事をご覧ください
FA権の取得
登録期間が6シーズン分に達すると
その年のオフにFA権を得ます
成績によっては争奪戦が繰り広げられ
大幅な年棒アップが期待できます
オプションとは
- 26人枠→40人枠(マイナー降格)への移行
- 開幕時に26人枠外となった場合
上記のケースが”オプション”と呼ばれます
球団は1人の選手に対して
累計3シーズンまでオプションを行使でき
それ以上はオプションを行使できません
つまり1度40人枠に登録した選手を
長期間アクティブロースターから
外しておくことはできません
26人枠登録外の選手
40人枠に登録されたものの
26人枠に登録されていない選手は
MLB公式戦に出場することができません
よって40人枠外の選手達と共に
マイナーリーグで出番を待つか
チームに帯同して調整を続けます
最新ロースター

最新アクティブロースター

最新の故障者情報
最新の故障者情報の詳細は
別記事でまとめましたのでご覧ください
まとめ
今回は2025年シーズン最新の
ドジャースのロースター枠をまとめました
またロースターの基本についても解説しました
実力者が多数在籍するドジャースでは
40人枠の競争が熾烈です
首脳陣も贅沢な悩みを迫られるでしょう
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました