大谷選手の活躍で大人気のMLBですが
2024年は悲願の世界一に輝きました
圧倒的な戦力でMLBを制しましたが
2024年オフには多くの選手がFAとなり
戦力補強が必要な状況です
例年豊富な資金でスター選手を獲得していますが、今年はどうなるでしょうか
今回は2024年オフにおけるドジャースの移籍情報をまとめます
情報は随時更新する予定です
なおMLB全体の移籍情報は別記事でまとめていますので、ぜひご覧ください
さらにドジャースの補強ポイントや、獲得予想選手についても別記事でまとめています
最新のドジャース年棒ランキングは以下の記事をご覧ください
2024年オフに新加入した選手
ブレイク・スネル
元所属:ジャイアンツ
ポジション:先発(左腕)
MLBを代表するスター投手です
サイヤング賞を2度獲得した好投手で
最速160キロを超える直球に加えて
多彩な変化球を操ります
例年高い奪三振率を記録する投球は圧巻で
2024年にはノーヒット・ノーランを達成しました
先発左腕が不足するドジャースとしては、これ以上ない投手補強となりました
2025年シーズンはエースとしての活躍が期待されます
佐々木朗希
元所属:千葉ロッテ
ポジション:先発
NPB最高傑作の剛腕です
2022年に完全試合を達成し
世界記録の13者連続奪三振を記録した
最速165キロ右腕です
150キロのフォークを操り
高い制球力をもつなど
非の打ち所がない好投手です
連投に耐えられないフィジカル面が
唯一の欠点ですが
先発投手が充実しているドジャースでは
ある程度の休養を与えられそうです
MLBの強打者相手にどのような投球を披露するでしょうか
タナー・スコット
元所属:パドレス
ポジション:リリーフ
最速161キロのリリーフ左腕です
2024年はマーリンズとパドレスで活躍し
防御率1.75を記録しました
速球とスライダーの2球種ながら
伸びのある直球で奪三振を量産します
直球の平均球速はMLBトップクラスです
制球面に課題を抱えますが
MLB屈指のリリーフ左腕として評価の高い選手です
1月下旬にFA移籍(4年7200万ドル)が決まりました
リリーフ左腕が不足するチームにとって
待望の好投手が加入しました
勝ちパターンとしての活躍が期待されます
カービー・イエーツ
元所属:レンジャーズ
ポジション:リリーフ
技巧派のベテラン右腕です
2019年にはセーブ王に輝くなど
リリーフとして活躍してきた選手です
2024年には61試合に登板し
防御率1.17を記録するなど
第一線で活躍を続ける好投手です
平均球速は150キロ程度と
MLB平均を下回り
変化球はほとんどスプリットのみですが
高い奪三振率を誇る投手です
連投にも耐えられるタフネスさも魅力で
勝ちパターンの一角として期待されます
マイケル・コンフォート
元所属:ジャイアンツ
ポジション:外野
広角に長打を打てる左の強打者です
メッツの元ドラフト1位選手で
2019年には33本塁打を記録しました
ジャイアンツ移籍後はやや低迷したものの、長打力は健在です
守備や走力はMLB平均以下ですが、肩の強さには定評があります
12月上旬にドジャースへの移籍(1年1700万ドル)が決まりました
対左投手を得意とするパヘス選手との併用で、対右投手時の起用が予想されます
キム・ヘソン
元所属:韓国リーグ
ポジション:セカンド
韓国リーグの若きスター選手です
KBOでは5年連続でゴールドグラブに輝き
盗塁王の獲得経験もあります
俊足巧打が持ち味の選手で
KBOでは通算打率が0.300を超えています
守備力にも定評のある選手で
本職のセカンド以外も守ることができます
1月上旬にドジャースへの移籍(3年1250万ドル)が決まりました
セカンドや内野守備のサポートとして起用される見込みです
フリアン・ロドリゲス(マイナー)
元所属:メキシコリーグ
ポジション:リリーフ(右腕)
最速160キロ超の剛腕です
2021年にロッキーズでデビューし、6試合に登板しました
成績は振るわず、以降のメジャー昇格はありませんでしたが
平均159キロの剛速球が魅力です
2024年はメキシコリーグで好成績を残し
ドジャースとマイナー契約を結びました
高いポテンシャルを開花させることはできるでしょうか
ジオバニー・ガイエゴス(マイナー)
元所属:ツインズ傘下
ポジション:リリーフ(右腕)
制球力の良いタフネス右腕です
2019年から2022年までカージナルスのクローザーとして活躍した投手で
WBCではメキシコ代表として出場しました
右肩痛などの影響で球速が低下しており
2024年はツインズ傘下でプレーしました
再生工場として知られるドジャースで再起を図ります
デビット・ボート(マイナー)
元所属:カブス
ポジション:内野全般
守備に定評がある選手です
2024年は守備要員として活躍しました
内外野を守ることができる、ユーティリティ性が武器の選手です
特にセカンド・サードでの守備経験が豊富です
ドジャースでは故障者のサブとして起用される見込みです
ジャスティン・ジャービス(マイナー)
元所属:メッツ傘下
ポジション:先発・リリーフ(右腕)
メジャー経験の無い若手投手です
メッツ傘下の3Aで活躍した投手で
先発とリリーフの両方をこなします
細身で身長も平均的な投手ですが
2000年生まれの若さで、今後の成長に期待がかかります
ジョー・ジャック(マイナー)
元所属:Dバックス傘下
ポジション:リリーフ(左腕)
長身のサイドスロー投手です
140キロ中盤の直球とスライダーでゴロを量産する投球スタイルです
メジャーでの登板経験もあります
左腕が不足しているドジャースにおいて、ロースター入りを狙います
アーロン・ブラチョ(マイナー)
元所属:ガーディアンズ傘下
ポジション:内野
長身の左打ち内野手です
マイナーでは主にセカンドを守っています
3A未昇格の選手ですが193センチの長身を生かした打撃が持ち味です
まだまだこれからの若い選手ですので
今後の成長に期待がもてます
サム・カールソン(マイナー)
元所属:ブリュワーズ傘下
ポジション:リリーフ
2Aでプレーした長身右腕です
1998年生まれの若い投手で
ブリュワーズ傘下では主にリリーフとして活躍しました
発展途上の投手ですが
2Aではイニング数を上回る奪三振数を記録しています
マット・サウアー(マイナー)
元所属:ヤンキース傘下
ポジション:リリーフ
メジャー経験のある右腕です
2024年にロイヤルズでデビューしましたが
好成績を残すことができず
ヤンキースとマイナー契約を結びました
2Aではリリーフとして好成績をおさめました
故障者のサブとしての役割が期待されます
マイク・シロタ(マイナー)
元所属:レッズ傘下
ポジション:外野
2024年にプロ入りした若手有望株です
2024年にドラフト3位でレッズに移籍し
ルーキーリーグで経験を積んでいます
190センチの長身外野手です
1月上旬にラックス選手とのトレードで移籍しました
2021年にはドジャースからドラフト指名を受けたものの
大学へ進学した経緯があります
ホセ・バスケス(マイナー)
元所属:ツインズ傘下
ポジション:投手
ドミニカ出身の右腕です
2022年にツインズと契約した若い投手で
ルーキーリーグで活躍しています
2024年は4勝0敗の成績を収めており
イニング数を上回る奪三振数を記録しました
190センチを超える長身の投手です
契約を更新した選手
テオスカー・ヘルナンデス
ポジション:外野
MLB屈指の右のスラッガーです
2024年はチームの主砲として活躍し
ワールドシリーズ制覇に貢献しました
パワーが魅力の選手で、広角に本塁打を量産します
2024年のホームランダービーでは見事優勝を飾りました
走力・肩力も平均以上の選手です
2024年は1年契約でプレーしたため
オフにFAとなり争奪戦が繰り広げられました
12月下旬にドジャース残留(3年6600万ドル)が決定しました
4年目には選手オプションがつきますので
4年目もドジャースでプレーする可能性があります
ブレイク・トライネン
ポジション:リリーフ
経験豊富なベテラン右腕です
2024年は勝ちパターンの一角として
守護神的な役割を果たすなど安定した投球でチームを支えました
プレーオフでも要所で好投し、存在感を発揮しました
高い制球力でコーナーを突くスタイルで打者を打ち取ります
2024年が契約最終年でしたが
12月上旬にドジャース残留(2年2200万ドル)が決定しました
2025年もセットアッパーとして活躍が期待されています
2024年オフに退団した選手
ウォーカー・ビューラー
ポジション:先発
ドジャース生え抜きの剛腕投手です
2024年はワールドシリーズの胴上げ投手になるなど
先発投手陣の一角として活躍しました
2021年には16勝をマークするなど
将来のエース候補として期待されていました
最速161キロの速球と精度の高い変化球を操る好投手です
2024年オフにFAとなり去就が注目されていましたが
12月下旬にレッドソックスへの移籍(1年2105万ドル)が決まりました
ギャビン・ラックス
ポジション:セカンド
期待値の高い若手内野手です
2020年にはMLBプロスペクトランキングで2位を獲得した選手で
将来の主軸候補として期待されました
コンタクト率が高く勝負強い打撃が持ち味で
2024年はレギュラーとして活躍しました
一方で左投手を苦手とするなど
期待された以上の成長がみられませんでした
1月上旬にレッズへのトレード移籍(シロタ選手・ドラフト指名権)が決まりました
ダニエル・ハドソン
ポジション:リリーフ
チームの世界一に貢献したベテラン右腕です
2024年シーズンは怪我人が続出するチームにおいて、大車輪の活躍を披露しました
一方で15年間の勤続疲労や年齢によって身体は限界を迎えており
ワールドシリーズ終了後に引退を表明しました
ケビン・キーアマイアー
ポジション:外野
外野守備の名手です
ゴールドグラブを4度、プラチナグラブを1度獲得した堅守が持ち味で
2024年シーズン途中にトレード移籍しました
主に守備固めとして好プレーを連発し、チームの世界一に貢献しました
一方これまでの数々のハッスルプレーが原因で
キャリアを通して怪我に悩まされており、引退を表明していました
ディエゴ・カルタヤ(マイナー)
ポジション:キャッチャー
将来を期待される強打の捕手です
2023年にはMLBプロスペクトランキングで
メジャー全体14位の有望株として評価されていましたが
その後成績は下降し
キム・ヘソン選手の加入に伴って
事実上の戦力外となっていました
1月中旬にバスケス選手とのトレードでツインズへの移籍が決まりました
去就が未定の選手
ジャック・フラハティ
ポジション:先発
高い制球力を誇る右腕です
2024年途中にドジャースに移籍すると
安定した投球で先発ローテを守りました
コーナーを丁寧に突く投球が持ち味で、大崩れせずに試合を組み立てます
プレーオフでは数少ない先発投手として活躍しました
1年契約の満了によりFAとなっています
キケ・ヘルナンデス
ポジション:内野・外野
大舞台に強いお祭り男です
プレーオフで通算15本の本塁打を記録するなど
例年ポストシーズンで活躍する選手です
勝負強い打撃に加えて
内外野全てのポジションを守ることができるユーティリティ性が魅力です
1年契約の満了によりFAとなっています
ジョー・ケリー
ポジション:リリーフ
最速164キロの剛腕投手です
豪速球主体の攻めの投球が持ち味です
ベテランながら速球は健在で
2024年はリリーフ陣を支えました
また大谷選手の移籍に伴い、背番号17を譲った選手としても知られています
1年契約の満了によりFAとなっています
まとめ
今回は2024年オフにおけるドジャースの移籍情報をまとめました
2024年は前評判通りの強さで悲願の世界一に輝きましたが
2025年に向けて他球団も補強を重ねており
連覇は簡単ではありません
2025年の新生ドジャースに期待が膨らみます
なお最新の年棒ランキングは別記事でまとめましたのでご覧ください
ここまでお付き合いいただきありがとうございました