大谷選手の活躍により大人気のMLBですが
162試合の長いレギュラーシーズンが終了しました
特にシーズン終盤は激しい地区優勝・ワイルドカード争いが繰り広げられました
10月2日からはポストシーズンが開幕しており
各チームが悲願のワールドチャンピオンを目指して激突しました
その結果ドジャースがヤンキースを破って悲願の世界一に輝きました
今回は最新の2024年MLBプレーオフのトーナメント表をまとめていきます
またMLBプレーオフの基本や2023年の結果についても併せてご紹介します
記事の内容
MLBの球団数
メジャーリーグはア・リーグとナ・リーグの2リーグ制で
それぞれのリーグは3地区に分かれており
各地区には5球団が所属しています
よって全30球団によってレギュラーシーズンが戦われます
大谷選手の所属するドジャースはナ・リーグ西地区に属しています
MLBプレーオフの基本
MLBプレーオフの仕組み
各リーグでのプレーオフ進出条件は
- 地区優勝の3球団
- 3球団を除いたチームのうち勝率の高い3チーム（ワイルドカード）
順位は勝率によって決まりますので
同じ地区優勝でも勝率が高い球団は有利な組み合わせで
プレーオフを戦うことができます
一方で同地区に強力なチームが所属し地区優勝が難しい場合でも
ワイルドカードでプレーオフに進出することが可能です
各球団にとっては高い勝率を目指すことが重要と言えます
最後には各リーグの優勝球団同士が対戦し（ワールドシリーズ）
世界一のチームを決定します
なおワイルドカード争いで2チームの勝率が並んだ場合には
直接対決の勝率が高いチームがプレーオフに進出します
さらにワイルドカード争いで3チームの勝率が並んだ場合には
3チームの直接対決の結果が重視されます
MLBプレーオフの試合数
| ワイルドカードシリーズ | 2戦先取 | （最大3試合） |
| ディビジョンシリーズ | 3戦先取 | （最大5試合） |
| リーグチャンピオンシップシリーズ | 4戦先取 | （最大7試合） |
| ワールドシリーズ | 4戦先取 | （最大7試合） |
プレーオフでは最大22試合が予定されており
レギュラーシーズンで162試合を戦った選手達にとっては過酷な戦いとなります
そのためシーズン中からプレーオフを見据えた選手起用が重要です
2023年MLBプレーオフの組み合わせ
ア・リーグ
ワイルドカード2位のレンジャースがア・リーグを制しました
地区優勝のオリオールズとアストロズを破っての見事なリーグ優勝でした
ナ・リーグ
ワイルドカード3位のDバックスがナ・リーグを制しました
出場6チームでは最下位の成績ながら
強豪ドジャースとフィリーズを破っての見事な下剋上を達成しました
ワールドシリーズ
両チームともにリーグチャンピオンシップシリーズでは
7試合を戦い抜き満身創痍の状態でしたが
ワールドシリーズにふさわしいレベルの高い戦いを繰り広げ
レンジャースが見事球団史上初の世界一に輝きました
なお歴代ワールドチャンピオンは別記事でまとめましたので併せてご覧ください
2024年MLBプレーオフの日程
| ワイルドカードシリーズ | 10月2日～ |
| ディビジョンシリーズ | 10月6日～ |
| リーグチャンピオンシップシリーズ | 10月14日～ |
| ワールドシリーズ | 10月26日～ |
2024年MLB最新トーナメント表
ア・リーグ
地区首位チームの勝率推移
ワイルドカード争い
ナ・リーグ
地区首位チームの勝率推移
ワイルドカード争い
メッツ・ブレーブス・Dバックスは勝率で並んだため
直接対決の成績に基づきブレーブス・メッツのプレーオフ進出が決定しました
ドジャースのチーム状況
7/25-8/2
7月末締め切りのトレード市場では
計6人の選手を獲得しチームの補強に積極的に動きました
特にタイガースから獲得したフラハーティ投手は
今季大活躍をみせていた先発投手で即戦力投手として期待されています
しかしチーム調子は下降気味で2勝4敗と負け越しています
先発・中継ぎ投手共に疲れが見えはじめており
打撃陣もベッツ・フリーマン選手を欠いた状態で爆発力に欠けています
8/3-8/9
今週もチームの調子が上がらずに厳しい1週間となりました
フリーマン選手の復帰により打線は補強されましたが
中継ぎ投手陣の大量失点が目立ちます
トレードで獲得したコペック投手は素晴らしい投球をみせていますが
シーズン序盤からの連投の疲れなのか他の救援陣はピリッとしません
シーズン序盤の怪我から復帰したリリーフエース
ブラスダー・グラテロル投手が満を持して復帰登板を果たしましたが
わずか8球を投じたところで右太ももの肉離れを発症し
今シーズンの復帰は絶望的との報道がありました
ナ・リーグ西地区では独走状態だったドジャースですが
現在はDバックスとパドレスが3ゲーム差まで迫っています
大谷選手も数字を落としている状況でチームとしては正念場を迎えています
8/10-8/16
ベッツ選手の復帰によってドジャース打線に活気が戻りつつあります
大谷選手の打率はついに2割台に落ちてきましたが本塁打は出ています
一方で不安視されるのはリリーフ陣です
終盤で打ち込まれる試合が目立っています
チームの調子は上向きですが同地区のパドレス・Dバックスが
驚異的な勝率でドジャースを猛追してきており
地区優勝争いは最後まで目が離せない状況です
8/17-8/23
ベッツ・マンシー選手の復帰によりドジャース打線が復活しました
超攻撃的な打線で勝率を上昇させています
投手陣はやや不安定なものの
フィリップス投手の調子が上向いてきており
コペック投手を含めて存在感が増しています
大谷選手は波に乗り切れていませんが着々と成績を上げています
8/24-8/30
順調に勝ち星を積み重ねておりチーム状態も良さそうです
大谷選手も不振を脱却し50本塁打50盗塁も射程圏内です
相変わらず投手陣の不安定さに不安が残りますが
超強力打線で地区優勝へ向けて視界良好です
他地区のフィリーズ・ブルワーズとの差も広がりつつあり
ナ・リーグ全体での勝率1位を快走しています
8/31-9/6
注目のDバックスとの直接対決では3勝1敗と勝ち越し
同地区のライバル対決を制しました
大谷選手も大活躍をみせており打撃陣の調子は良さそうです
一方でカーショウ・ケリー投手が怪我で離脱するなど
投手陣には不安が残っています
9/7-9/13
山本投手が怪我から復帰し圧倒的な復帰登板を果たしました
また肉離れにより離脱していた中継ぎのグラテロル投手も復帰した一方で
全体的に投手陣が不安定で大量失点する試合が目立ちます
打撃陣は好調で大量得点により勝利を重ねていますが
リーグ全体の順位ではフィリーズに首位を明け渡すこととなりました
地区優勝争いについては問題なさそうですが今後の動向に注目です
9/14-9/20
ドジャースはグラスノー・ストーン投手達の今季絶望となり投手不足に頭を悩ませています
ここ最近は投壊による敗戦が目立っており
2位パドレスからの猛追を受けています
来週予定されているパドレスとの3連戦の結果次第では
地区優勝を逃す可能性がでてきます
9/21-9/27
パドレスとの3連戦は現時点で1勝1敗となり3ゲーム差の状況です
パドレス戦後にはシーズン最後の3連戦として
地区最下位のロッキーズと対戦しますので
どうにか地区首位をキープすることができそうです
大谷選手が好調ですのでプレーオフでの大爆発に期待したいところです
9/28-10/1
レギュラーシーズン162試合が終了しました
ドジャースは大谷選手の活躍でパドレスとの最終3連戦を2勝1敗で勝ち越し
見事地区優勝を決めました
怪我人も多く厳しいシーズンでしたが
終わってみればナ・リーグ最高勝率でプレーオフ進出を決めました
2024年プレーオフ速報（随時更新）
ア・リーグ
ナ・リーグ
ワールドシリーズ
2024年プレーオフの注目チーム
別記事でプレーオフ注目のチームを紹介しています
注目選手についても詳しく解説していますのでぜひご覧ください
まとめ
今回は2024年のMLBのプレーオフについてまとめました
大谷選手の所属するドジャースは見事ワールドチャンピオンに輝きました
2025年の連覇に期待がかかりますね
ここまでお付き合いいただきありがとうございました
