大谷選手の加入により
大人気のドジャースですが
2024年は前評判通りの強さで
見事世界一に輝きました
ワールドシリーズ連覇に向けて
2025年も大型補強を続けています
今回は最新情報に基づいた
2025年新生ドジャースのスタメン予想を紹介します
また補強された新加入メンバーについても解説します
なお2024年オフに退団した選手や
マイナー選手を含めたドジャースの移籍情報は
別記事でまとめましたのでご覧ください
またMLB全体の移籍情報については
以下の記事でまとめました
新加入の補強選手一覧
ブレイク・スネル(先発)
MLB屈指の本格派左腕です
2018・2023年にはサイヤング賞に輝き
最多勝利・最優秀防御率賞も獲得しました
2024年は序盤こそ大きく負け越しましたが
終盤は圧倒的な投球を取り戻し
8月にはノーヒット・ノーランも達成しました
最速161キロの直球に加えて
チェンジアップ・カーブ・スライダーが持ち球です
ストレートは綺麗な縦回転で
MLB平均を上回るホップ量を誇ります
またカーブの変化量も大きく
横方向に曲がる特徴があります
直球主体の投球で
高い奪三振率を誇る素晴らしい投手です
佐々木朗希(先発)
NPB最高ポテンシャルをもつ剛腕です
最速165キロの直球を軸に
最速150キロのフォークで三振を量産します
スライダー・カーブも一級品で
圧巻の投球で球界を席捲しました
シーズンを通してローテを守れず
体力面での未成熟さが課題ですが
ポテンシャルの高さは誰もが認めます
シーズンフル稼働は望めませんが
先発ローテの一角として期待されます
タナー・スコット(リリーフ)
最速161キロのリリーフ左腕です
2024年はマーリンズとパドレスで活躍し
防御率1.75を記録しました
速球とスライダーの2球種ながら
伸びのある直球で奪三振を量産します
直球の平均球速はMLBトップクラスです
制球面に課題を抱えますが
MLB屈指のリリーフ左腕として評価の高い選手です
カービー・イエーツ(リリーフ)
技巧派のベテラン右腕です
2019年にはセーブ王に輝くなど
リリーフとして活躍してきた選手です
2024年には61試合に登板し
防御率1.17を記録するなど
第一線で活躍を続ける好投手です
平均球速は150キロ程度と
MLB平均を下回り
変化球はほとんどスプリットのみですが
高い奪三振率を誇る投手です
連投にも耐えられるタフネスさも魅力で
勝ちパターンの一角として期待されます
マイケル・コンフォート(外野手)
広角に打てる左の強打者です
長年メッツの主軸として活躍し
2019年には29本塁打を記録しました
2023年からジャイアンツに移籍し
20本塁前後の本塁打を記録しています
選球眼が良く高い出塁率をマークし
左右に長打を打てる打撃技術もあります
走力はMLB平均以下で
肩は強いものの守備の期待値は低い選手です
ドジャースでは右のパヘス選手との併用が予想されます
持ち味の打撃力に期待です
キム・ヘソン(内野手)
韓国を代表する巧打者です
韓国リーグでは8シーズンプレーしましたが
4度のゴールドグラブに加えて
盗塁王にも輝きました
打撃では通算打率.304を記録するなど
高いコンタクト率を期待できます
韓国では主にセカンドをメインとしましたが
ドジャースでは内野全般を任される見込みです
一方で韓国のゴールドグラブは
打力も審査基準となるため
NPBのベストナインに近い位置づけです
実際に2021年には
リーグワーストの失策数を記録しており
守備力については未知数です
現状はサポート選手としての立場ですが
レギュラー奪取を期待したいです
2025年に復帰する選手
ダスティン・メイ(先発)
198センチの高身長右腕です
2019年にデビューした若い投手ですが
最速163キロのシンキング・ファストを武器に
ゴロを量産するパワーピッチャーです
長打を打たれることが少なく
打者を圧倒する投球が持ち味です
将来を期待される逸材でしたが
2021年にトミージョン手術を受けると
2023年は右手の腱の手術で長期離脱しました
2024年途中に復帰予定でしたが
食道の手術により全休となり
2023年5月以来登板が無い状況です
ポテンシャルの高さは明らかな選手ですので
健康であれば大きな戦力となります
トニー・ゴンソリン(先発)
高い技術をもつ技巧派右腕です
2019年にデビューした投手で
最速157キロの直球と、スプリット・スライダー・カーブをバランスよく投じます
速球を見せ球にし、変化球で勝負する投球で
凡打の山を築きます
2022年には16勝・防御率2.14の好成績を残し
先発ローテに定着しました
しかし2023年は左足首の怪我で出遅れると
シーズン中盤に右前腕の炎症で離脱し
トミージョン手術を受けました
チームに少ない技巧派の先発投手ですので
先発ローテへの定着が期待されます
大谷翔平(先発)
最速165キロの本格派右腕です
2022年には15勝・防御率2.33の成績で
サイヤング賞ランキング4位を獲得しました
スイーパーを軸とした投球スタイルで
速球とスプリットの割合も高いです
他にも多彩な変化球で高い奪三振率を誇ります
2023年9月に2度目のトミージョン手術を受け
2025年前半戦での復帰が見込まれます
手術の影響が気になりますが
強力投手陣を擁するドジャースでも
エース級の活躍が期待されます
2025年スタメン予想

野手陣
野手陣は2024年のメンバーから
大きな入れ替えはありませんが
主にセカンドを守ったラックス選手が
レッズにトレード移籍し
外野手のコンフォート選手と
内野手のキム選手が新加入しました
セカンドのレギュラーはエドマン選手と予想します
センターの守備も素晴らしいのですが
レギュラークラスのセカンドが不在の状況を考えると
万能型のエドマン選手をセカンドで起用し
2023年にレギュラーとして活躍し
将来のレギュラー候補でもある
アウトマン選手を再びセンターで起用することで、攻撃・守備面共に安定すると思われます
またライトのポジションは
対左・対右でパヘス・コンフォート選手の併用が予想されます
投手陣(先発)
スネル・佐々木投手の加入と
大谷・メイ・ゴンソリン投手の復帰により
史上最高レベルの先発ローテが完成しました
大谷選手の負担軽減や
MLB全体で投手の怪我が続出していること
先発投手陣が豊富なチーム状況を加味して
先発6人ローテを予想します
6番手の先発投手が悩ましいところですが
実績十分で技巧派の
ゴンソリン投手のローテ入りを予想します
ミラー・メイ投手のローテ入りあり得ます
ただしメイ投手については
リリーフ転向も噂されており
流動的な起用が予想されます
シーズン中盤にはカーショウ投手の復帰が予想されますので
盤石の先発投手陣と言えます
投手陣(リリーフ)
2024年は守護神不在となりましたが
2025年も絶対的な守護神や
勝ちパターンを固定しない起用を予想します
強力なリリーフが複数所属していることと
怪我のリスクを低減させることが目的です
2025年も世界一の大本命とされるチームで
年間勝利数も多くなることが予想されます
よって勝ちパターンを固定すると
一部の投手に負担が偏る恐れがあるため
勝ちパターンを固定せずに
登板間隔や相性を考慮して
投手起用に柔軟性をもたせるでしょう
守護神を固定する場合には
経験豊富なイェーツ投手か
元守護神のフィリップス投手が
候補となりそうです
また弱点だったリリーフ左腕は
スコット投手の獲得で補強されました
シーズン中盤以降には
グラテロル投手も復帰しますので
中継ぎ投手陣も盤石の布陣です
注目選手
大谷翔平(先発/DH)
世界最高の二刀流選手です
2024年はDH専任で本塁打王・打点王の二冠に輝きました
盗塁・打率ランキングでも2位となり
2年連続DHとしては初のMVPを受賞しました
史上初の50本塁打50盗塁を記録するなど
伝説的なシーズンとなりました
2025年はついに投手として復帰します
投打での大活躍が期待されるとともに
投手としてパワーアップした姿が楽しみです
ブレイク・スネル(先発)
選手紹介は冒頭で解説した通りですが
ドジャースではエースとしての活躍が期待されます
元々シーズンによる調子の波が大きい選手として知られており
調子の良い時期は手が付けられない反面
調子の悪い時期は不安定な投球が見られます
ドジャースでは安定した投球を期待したいです
山本由伸(先発)
日本のエースです
NPBでは敵無しの投球で
2024年にMLBに移籍しました
年棒はチームNo.1の期待の高さで
相応の活躍が期待されています
ルーキーイヤーは怪我による離脱で
本人としても悔しいシーズンとなりました
一方で投球内容は流石の一言で
持ち前の総合力の高さで安定した投球を披露しました
まずは1年間先発ローテを守り
MLBを席捲する活躍が期待されます
ムーキー・ベッツ(内野手)
MLB屈指のスーパースターです
2024年前半戦は大谷選手を抑えて
MVP候補の本命とみられていました
しかし試合中に受けた死球により
左手を骨折しました
後半戦で復帰し圧倒的な活躍をみせましたが
本人としては悔しいシーズンとなりました
2025年は怪我無く乗り切り
MVP級の活躍が期待されます
ジェームズ・アウトマン(外野手)
チーム期待の若手外野手です
ルーキーイヤーの2023年は大ブレイクし
センターのレギュラーに定着しました
しかし2024年は調子が上がらず
マイナー暮らしが続きました
走攻守にハイレベルな選手で
甘いマスクでファンの人気も高い選手です
将来の主力候補ですので
2025年の奮起が期待されます
ボビー・ミラー(先発)
将来のエース候補です
2023年にデビューした若手投手ですが
ルーキーイヤーに11勝を挙げる活躍で
先発ローテ入りしました
最速161キロの速球に加えて
多彩変化球を操ります
制球力も高く、球威で打者を圧倒し
凡打を量産するタイプの投手です
しかし2024年は打ち込まれる場面が目立ち
期待された活躍は見られませんでした
シーズン終盤はマイナーに降格しました
2025年は本来の投球が期待されます
まとめ
今回は2025年新生ドジャースの
新加入選手紹介とスタメン予想をまとめました
最新情報が入り次第随時アップデートしていきます
2025年のワールドシリーズ連覇に期待が膨らみます
ここまでお付き合いいただきありがとうございました