日本人選手の活躍で人気のドジャースですが
激戦区とされるナ・リーグ西地区において
絶対王者として君臨し続けています
2013年からポストシーズン進出を続けており
プレーオフ進出は当たり前の強豪です
一方でプレーオフで勝てないシーズンも多く
”大舞台に弱い”との意見もあります
今回はロサンゼルス・ドジャースの
過去のポストシーズン成績をまとめます
なお歴代ワールドチャンピオンや
リーグチャンピオンについては
別記事でまとめましたのでご覧ください
記事の内容
ドジャースの歴代ポストシーズン成績


ドジャースは2013年から
ポストシーズンへの連続出場を続けています
プレーオフ進出を目標とするチームと異なり
常にワールドチャンピオンを目指す強豪です
ドジャースは基本的に地区優勝を果たして
プレーオフに進出する場合が多いので
ディビジョンシリーズが初戦となり
その後リーグチャンピオンシップシリーズ
ワールドシリーズと進んでいきます
過去の成績をみると
ディビジョンシリーズ敗退が最も多く
プレーオフ初戦で負けるシーズンが多いです
これが”大舞台に弱い球団”と呼ばれる理由です
しかし2024年には大谷選手らの加入により
悲願のワールドチャンピオンに輝きました
2024年の振り返り
結果:ワールドチャンピオン
主力:大谷・山本・ベッツ・フリーマン等
先発投手陣に故障者が相次ぎ
山本・フラハティ・ビューラー投手の
3人ローテでの戦いを余儀なくされました
リリーフ投手陣の継投による
ブルペンデーの戦略によって
故障者の穴を埋めることに成功しました
またトレード期限間近に獲得した
フラハティ・エドマン・コペック選手らが
期待以上の活躍をみせました
ディビジョンシリーズのパドレス戦で
3勝2敗の苦戦を強いられたものの
その後は盤石の強さを発揮し
見事のワールドチャンピオンに輝きました
ワールドシリーズMVPは
4本塁打・OPS1.364を記録し
歴代最多タイとなる12打点を挙げた
フリーマン選手が獲得しました
2023年の振り返り
結果:ディビジョンシリーズ敗退
主力:ベッツ・フリーマン・カーショウ等
レギュラーシーズンで100勝記録し
圧倒的な強さでプレーオフに進出しましたが
初戦となるディビジョンシリーズで
Dバックス相手に0勝3敗を喫しました
シリーズ全体を通して
主力打者のベッツ・フリーマン選手が
ノーヒットに抑え込まれ
第1戦ではエースのカーショウ投手が
わずか1アウトしか取ることができずに
プレーオフ史上最短でKOされました
第2戦・第3戦を任された
ミラー・リン投手も3回持たずに降板するなど
投手陣が軒並み炎上したこともあり
Dバックス相手に手も足も出ず
早々にポストシーズン敗退が決まりました
ドジャースはプレーオフに弱いのか(考察)
出場回数が多いため敗退が目立つ
”短期決戦に弱い”と非難されますが
ドジャースは毎年プレーオフに進出するため
他のチームと比較して出場回数が多いです
そのためプレーオフで敗退する回数も多く
これが”短期決戦に弱い”イメージをもたれる
大きな要因だと考えられます
短期決戦の難しさ
MLBには30球団が所属しており
レギュラーシーズンでは
各チームとの対戦回数も限られます
同地区チームとは年間13試合
同リーグ・他地区チームとは6-7試合
他リーグチームとは3試合とされており
プレーオフでは必然的に
対戦回数が少ないチームと対戦します
さらに年間162試合を戦い抜いた選手達の
疲労や怪我の影響もあります
以上よりポストシーズンでの戦いは
レギュラーシーズンとは違った
特有の難しさがあるため
レギュラーシーズンでl好調だったチームが
簡単に勝ち上がれるとは限りません
レギュラーシーズンでの戦略に変化?
プレーオフの常連となったドジャースには
ポストシーズンでの経験が豊富な
監督・コーチ・フロント陣が揃っており
レギュラーシーズン中から
ポストシーズンでの戦いを見据えた
選手起用が目立ちます
例えばチームのエース格や主力選手に
少しでも怪我の兆候がみられれば
故障者リストに追加することで
無理にプレーさせることがありません
ポストシーズンに万全の状態で臨むため
レギュラーシーズンでの目先の1勝よりも
選手マネジメントに注力する印象が強いです
その結果故障者リスト入りする選手が増え
あたかも怪我人が続出するように見えますが
これは球団としての戦略だと考えられます
詳しくは別記事でまとめましたので
併せてご覧ください
まとめ
今回はロサンゼルス・ドジャースの
過去のポストシーズン成績をまとめました
ポストシーズンの常連チームとして
毎年のようにプレーオフを戦う強豪ですが
ワールドチャンピオンへの道は
なかなかに険しいことが分かります
ここまでおつきあいいただき
ありがとうございました