日本人選手の活躍で人気のMLBですが
全30球団には多くの選手が所属しており
どの選手も素晴らしい能力をもっています
その中で最も活躍した選手に与えられ
MLB最高の名誉とされるのが
”シーズンMVP”のタイトルです
また投手版のシーズンMVPとされ
投手最高の名誉とされるのが
”サイヤング賞”のタイトルとされます
今回は歴代MVP・サイヤング賞受賞者と
通算・連続受賞記録をまとめます
なおMLBの歴代記録については
以下のページにまとめましたので
併せてご覧ください
またMLBの殿堂入り選手については
別記事でまとめましたのでご覧ください
記事の内容
シーズンMVPについて
MVPタイトルとは
レギュラーシーズンを対象に
最も活躍した選手に与えられます
また各リーグで1人ずつ選出されます
投手も野手も受賞する可能性がありますが
過去の受賞者の大半は野手です
MLBにおいて最も価値のあるタイトルです
WARとは
Wins Above Replacementの略です
日本語で分かりやすく補足すると
「その選手が試合に出場しなかった場合の負け数」を表します
例えば2024年シーズンにおける
大谷選手のWARは9.2で
リーグ1位の成績を残しました
この場合もしも大谷選手が欠場した場合
チームは9勝を失ったと考えられます
大谷選手の活躍は
チーム9勝分と評価されたことになります
レギュラー選手の平均は2.0前後ですので
大谷選手の価値の大きさが良く分かります
以上がWARの簡単な意味です
例年MVPの選出にあたっては
WARが重視される傾向にあります
なお歴代WARランキングは
以下の記事でまとめましたのでご覧ください
サイヤング賞について
サイヤング賞とは
レギュラーシーズンで最も活躍した
投手に与えられるタイトルです
ア・リーグとナ・リーグそれぞれで
1人ずつが選出されます
MLBの投手タイトルにおいて
最も価値があると考えられており
サイヤング賞獲得は投手最大の栄誉です
投手版のMVPと考えられます
なお過去の受賞者の大半は先発投手です
サイヤング賞の連続受賞は難しい
投手は野手に比べて故障が多く
シーズン毎の好不調の波も大きいです
よってサイヤング賞の連続受賞には
投手としての能力に加えて
故障に強いタフネスも求められます
MVP通算受賞回数ランキング

歴代1位は歴代最高のスラッガーとされる
バリー・ボンズ選手です
主にジャイアンツで活躍したレジェンドで
通算7度のシーズンMVP受賞は
歴代断トツの記録です
圧倒的なパワーと打撃技術で
MLB歴代最多となる通算762本塁打と
シーズン73本塁打(2001年)を記録しました
シーズンOPSでも1.422(2004年)をマークし
これもMLB歴代最高記録です
2024年シーズン終了時点において
MVPを3度受賞した選手は計11人で
現役選手は大谷・トラウト選手の2人です
またMVPを2度受賞した選手は計22人で
現役選手はジャッジ・ハーパー選手の2人です
MVP連続受賞回数ランキング

歴代1位は4年連続受賞を記録した
バリー・ボンズ選手です
2001年からの4年間は
手の付けられない圧巻の成績を残しました
なお2024年シーズン終了時点において
MVPを2年連続で受賞した選手は計10人で
現役選手は大谷選手のみです
サイヤング賞通算受賞回数ランキング

歴代1位は歴代屈指の剛腕投手とされる
ロジャー・クレメンス選手です
ヤンキースの絶対エースとして活躍し
変化量の大きいスプリットを武器に
MLB歴代3位となる
通算4672奪三振を記録しました
歴代2位は歴代最強左腕とされる
ランディ・ジョンソン選手です
身長208センチの長身左腕で
160キロ超の速球とスライダーを武器に
MLB歴代2位となる
通算4875奪三振を記録しました
2024年シーズン終了時点において
サイヤング賞を4度受賞した選手は計2人です
また3度受賞した選手は計7人で
現役はバーランダー・シャーザー選手です
2度受賞した選手は計11人で
現役はスネル・デグロム選手の2人です
サイヤング賞連続受賞回数ランキング

歴代1位タイは歴代最高の精密機械とされる
グレッグ・マダックス選手です
圧倒的な制球力と投球技術で
MLB歴代8位となる通算355勝を記録しました
また史上最多となる18回の
ゴールドグラブに輝いた守備の名手です
2024年シーズン終了時点において
サイヤング賞を2度受賞した選手は計9人です
現役ではデグロム・シャーザー選手の2人です
まとめ
今回は歴代MVP・サイヤング賞受賞者と
通算/連続受賞回数ランキングをまとめました
名だたるレジェンドが名を連ねており
現役選手もランクインしています
ここまでおつきあいいただき
ありがとうございました





