大谷選手の活躍で人気のMLBですが
2024年のワールドシリーズは激戦でした
ヤンキースとドジャースの名門対決は
ドジャースが制し
ヤンキースは惜しくも準優勝でしたが
最高峰の舞台にふさわしい試合でした
2025年のリベンジに燃えるヤンキースは
2024年オフに立て続けに大型補強をまとめ
クローザーやエース左腕を獲得し
チーム力の強化を図りました
今回は2025年シーズンにおける
ヤンキースの主力選手を紹介します
また選手の実績や特徴についても
詳しく解説していきます
なおドジャースの主力選手は
別記事でまとめましたのでご覧ください
記事の内容
直近のチーム成績

ヤンキースはア・リーグ東地区に属しており
直近11年間で3度の地区優勝を果たしました
2024年は15年ぶりとなる
ワールドシリーズに進出し
現地ファンは大いに盛り上がりました
主力選手紹介(野手)
アーロン・ジャッジ(外野)
MLB最高のスラッガーです
過去3度の本塁打王に輝き
2度のMVP受賞を誇ります
またア・リーグのシーズン最多本塁打記録(62本)保持者です
身長200センチの圧倒的フィジカルから
驚異的なパワーを生み出し
本塁打を量産します
コンタクト率も高くチャンスにも強いなど
圧倒的なオフェンス能力を有します
2024年は58本塁打と打率.322を記録し
OPSはMLB全体で1位の好成績で
満票でシーズンMVPを受賞しました
2025年も打線の要として活躍が期待されます
ポール・ゴールドシュミット(ファースト)
実績十分のベテランスラッガーです
2022年のシーズンMVP受賞者で
本塁打・打点王にも輝きました
また一塁守備の名手としても知られ
4度のゴールドグラブを獲得しています
年間30本塁打前後を記録する
長打力が魅力の選手ですが
確実性も兼ね備えています
守備面での貢献も期待されます
長年カージナルスの看板選手として
活躍を続けていましたが
2024年オフにFAとなり
ヤンキースに移籍しました
クリーンナップの一角として期待されます
コディ・ベリンジャー(外野)
パワーとスピードを兼ね備えた選手です
2019年のシーズンMVP受賞者で
ゴールドグラブ保持者(外野手)です
卓越したスイングスピードを誇り
長打力が魅力の選手です
ややコンタクト率に課題を残すものの
本塁打を量産できるスラッガーです
また走塁・守備面でも活躍が期待されます
2024年はカブスの主軸として活躍し
攻守でチームに貢献しました
その後2024年オフにトレード移籍しました
2025年は持ち前の打撃力で
クリーンナップの一角として期待されます
またセンターでの起用が予想されますので
守備面での貢献も期待されます
ジアンカルロ・スタントン(DH)
圧倒的なパワーを誇るスラッガーです
2017年のシーズンMVP受賞者で
2度の本塁打王に輝いた選手です
MLBトップクラスのスイングスピードと
驚異的な打球速度が特徴で
スタットキャスト導入以降では最速の
打球速度199キロを記録しています
コンタクト率には課題を残すものの
本塁打を量産します
近年は怪我に苦しめられており
シーズンを通してプレーできていませんが
30本前後の本塁打を記録しています
2024年は114試合の出場で
27本の本塁打を記録するなど
持ち前の長打力を発揮して
プレーオフでもMVPを獲得するなど
強力打線を支えました
2025年も打線の主軸として期待されますが
両肘の故障によって出遅れが確定しています
オースティン・ウェルズ(捕手)
チーム期待の強打の捕手です
2020年のドラフト1位選手で
2024年に正捕手に定着しました
粗削りながら長打力が魅力の選手です
守備面ではフレーミング技術で
MLBトップクラスの成績を残しており
盗塁阻止率には課題が残るものの
今後も正捕手としての活躍が期待されます
2024年は13本塁打を放つ活躍で
チームの正捕手として活躍しました
2025年は打撃の確実性を高め
守備面でのさらなる成長が期待されます
主力選手紹介(投手)
ゲリット・コール(先発)
MLB屈指の好投手です
2023年のサイヤング賞投手で
これまで数々のタイトルを獲得しました
最速164キロの剛速球に加えて
多彩な変化球を操ります
制球力も高いため失投が少なく
長打を打たれることが少ない投手です
高い奪三振能力も魅力です
2024年は肘の故障で開幕に出遅れましたが
6月に復帰後は8勝を挙げ
プレーオフでも活躍しました
2025年もエースとして期待されましたが
トミージョン手術を受けることとなり
シーズンを全休する予定です
マックス・フリード(先発)
MLB屈指の先発左腕です
3度のゴールドグラブ受賞を誇る
守備力の高い投手として知られ
2019年には17勝を挙げました
2021年からは2年連続で14勝を挙げ
毎年安定した成績を残しています
最速159キロの速球に加えて
多彩な変化球を操ります
ゴロアウトが多い投手で
長いイニングを消化できます
2024年はブレーブスで活躍し
11勝・防御率3.25を記録しました
オフにFAとなりヤンキースに移籍しました
2025年はコール投手の全休により
エースとしての活躍が期待されます
ルイス・ギル(先発)
次世代のエース候補です
2024年に新人王に輝きました
160キロの速球を軸に
スライダー・チェンジアップを操ります
特にスライダーが効果的で
高い空振り率を誇ります
まだまだ粗削りな部分もありますが
高いポテンシャルを秘めた投手です
2024年はルーキーイヤーながら
15勝・防御率3.50を記録し
チームの躍進に貢献すると
新人王にも輝きました
2025年もローテの一角として
さらなる飛躍が期待されます
カルロス・ロドン(先発)
実績十分の先発左腕です
2021年から2年連続13勝以上を挙げるなど
安定した成績を残してきました
速球主体の投球で
スライダー・チェンジアップ等を操ります
特にチェンジアップの空振り率が高く
決め球の1つとして威力を発揮します
典型的なフライボール投手で
速球を高めに投げ込んで
打者を打ち取るスタイルです
2024年はキャリアハイとなる16勝を挙げ
チームの勝ち頭として活躍し
地区優勝に貢献しました
2025年もローテの柱として
投手陣を支える存在です
デビン・ウィリアムズ(リリーフ)
MLB屈指のクローザーです
2020年に新人王を受賞し
2020・2023年には最優秀中継ぎに輝くなど
若くして輝かしい実績を重ねています
ほぼ直球とチェンジアップの2球種ですが
チェンジアップを最大の武器とします
MLB平均と比較して落差が大きく
シュート方向に大きく曲がります
スクリューに近い軌道を描く球種で
”エアベンダー”と呼ばれます
2024年は怪我の影響により
前半戦を欠場しましたが
復帰後は流石の投球を披露して
14セーブ・防御率1.25を記録しました
オフにFAとなりましたが
争奪戦の末ヤンキースに移籍しました
2025年はチームの守護神として
最終回を任される予定です
ルーク・ウィーバー(リリーフ)
ブルペンを支えるセットアッパーです
2024年にリリーフに転向した右腕で
160キロに迫る伸びのある速球を軸に
チェンジアップ・カットボールを操り
高い奪三振率を誇る投手です
2024年はチームのクローザーを任されるなど
手薄なブルペンを支えました
62試合に登板し22ホールドを挙げるなど
リリーフとしてはチームトップの成績で
チームの地区優勝に貢献しました
2025年はセットアッパーとして
勝ちパターンの一角を担います
チームのスタイル
攻撃面
ジャッジ・スタントン選手の強打者に
新加入のベリンジャー・ゴールドシュミット選手が加わり
MVPカルテットが完成しました
ウェルズ・ドミンゲス選手らの
若手スラッガーも名を連ね
どの打者も一発を期待できます
超攻撃的な打線で高い得点力を有します
守備面
エースのコール投手が全休となりますが
フリード・ロドン・ギル投手らの
好投手が先発ローテを担います
リリーフ陣はやや手薄ですが
ウィーバー・ウィリアムズ投手の
勝ちパターンは強力です
またセンターには守備力に定評のある
ベリンジャー選手が入り
またファーストには名手として知られる
ゴールドシュミット選手が入ります
全体的な守備力は高くありませんが
2024年と比較すると安定感が増しました
まとめ
今回は2025年シーズンにおける
ヤンキースの主力選手をまとめました
2024年は惜しくも世界一を逃しましたが
オフには大型補強を続けて
チーム力の強化を図りました
2025年は打倒ドジャースに期待がかかります
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました