日本人選手の活躍で人気のMLBですが
2025年のドジャースは前評判通りの強さで
開幕から好調を維持しています
大谷選手はもちろんのこと
山本・佐々木投手も活躍中で
ワールドシリーズ連覇に期待がかかります
今回は2025年シーズンにおいて
ドジャースへのトレード移籍が噂される
有名選手を紹介します
またドジャースの補強ポイントや
2025年のトレード期限など
トレードの基本についても解説します
なおシーズン中に加入した選手は
別記事でまとめましたのでご覧ください
また最新のロースターは
以下の記事でまとめました
トレードの基本
トレードとは
球団同士の戦力強化のために
選手を交換することです
選手と金銭のトレードも可能です
契約次第ですが
選手の意思とは関係なく移籍が成立します
買い手・売り手とは?
トレード関連の報道では
買い手・売り手という用語が使われます
買い手
- プレーオフ進出争いに絡む
- 短期的なチーム補強を目的とする
- 主力選手(即戦力)の獲得を目指す
売り手
- プレーオフへの進出は難しい
- 長期的なチーム補強を目的とする
- 有望な若手選手の獲得を目指す
トレードの種類
交換トレード
最も一般的なのは交換トレードです
2球団の間で選手同士の交換を行います
金銭トレード
次に一般的なのは金銭トレードです
買い手側が売り手側に金銭を支払うことで
選手を獲得することができます
三角トレード
稀に三角トレードが行われます
3球団による選手の交換です
無償トレード
稀に無償トレードが行われます
売り手側が買い手側に
無償で選手を放出します
チームとの契約はどうなる?
トレードされた選手の契約は
移籍先球団に引き継がれます
そのため長期・高額契約を結んでいる選手は
トレード対象になりにくい傾向があります
なお交渉次第では
売り手側が年俸の一部を
負担する場合もあります
対象となる選手
買い手側が獲得を目指すのは
以下の条件を満たす選手です
- 短期的な補強ポイントに合致する
- 即戦力として活躍が見込める
- 残り契約年数が少ない
買い手側にとっては
”今シーズン”の成果が必要ですから
即戦力選手の獲得を目指します
また契約に関するリスクを避けるため
残りの契約年数が少ない選手が好まれます
一方で売り手側が獲得を目指すのは
以下の条件を満たす選手です
- 長期的な補強ポイントに合致する
- 有望な若い選手(育成目的)
- 3A以下に所属する若手選手
売り手側は”チーム再編”が目的であり
将来チームの主力として期待できる
有望な若い選手の獲得を目指します
またメジャー契約を結んでいない
3A以下に所属する選手を獲得することで
コスト面でのメリットがあります
将来的にメジャーに昇格させる際に
チーム事情を加味して
低年棒の契約を結ぶことができるからです
トレードの拒否は可能?
選手によっては所属チームとの契約の中で
トレード拒否条項を組み入れています
この場合は選手の意向で
トレードを拒否することが可能です
ドジャース・大谷選手や
メッツ・千賀投手の契約にも
トレード拒否条項が盛り込まれています
環境の変化は選手にとって負担が大きいため
実績のある選手はトレード拒否条項を
契約に盛り込むことが多いです
2025年のトレード期限
8月1日(金)午前7時(日本時間)
ドジャースの補強ポイント
基本的に戦力は充実しており
補強が必須な状況ではないですが
故障者が多い現状を踏まえて
ワールドシリーズ連覇に向けて
トレード補強に動く可能性もあります
即戦力リリーフ
リリーフ陣の故障が多発しています
守護神候補のフィリップス投手が
トミージョン手術で今季絶望となり
今後も怪我人の続出が予想されます
シーズン終盤の優勝争いや
プレーオフを見据えて
即戦力リリーフの獲得が予想されます
安定した先発投手
MLB最高レベルの先発投手陣を揃え
万全の状態でシーズンインしたものの
早々にスネル・グラスノー投手が離脱し
サポートとして期待された
ミラー・ナック・ウロブレスキ投手らも
期待通りの投球ができない状況です
今後も先発投手の怪我が不安視されており
シーズン終盤やプレーオフを見据えて
安定して怪我の少ない
先発投手を補強する可能性があります
強打の三塁手
正三塁手のマンシー選手が
開幕から不振に陥っています
年齢の影響か打撃面では低打率で
持ち前の長打力も影を潜めます
守備面でも失策が目立っており
2025年は契約最終年です
マンシー選手が復調しなかった場合には
控えやマイナーに目立った代替選手はおらず
将来的なチーム編成を考慮すると
チームの補強ポイントとなります
強打の外野手
2024年オフにジャイアンツから加入した
コンフォート選手が不振に陥っています
センターを任されるパヘス選手も
開幕直後は絶不調で
シーズンを通しての活躍は不透明です
打線強化を目的として
強打の外野手を獲得する可能性があります
トレード移籍が噂される選手一覧
ノーラン・アレナド(サード)
所属:カージナルス
MLBを代表するスター選手です
10年連続でゴールドグラブに輝き
史上最多の6度のプラチナグラブを獲得した
サード守備の名手です
圧倒的な守備力に加えて
3度の本塁打王・2度の打点王に輝くなど
打撃面でも高い能力を有します
ベテランとなり成績も下降傾向ですが
まだまだ第一線での活躍が期待されます
チーム再編を目指すカージナルスでは
ベテラン選手の放出が噂されており
アレナド選手本人も
ドジャースへの移籍には容認姿勢とのことで
大型トレードの可能性があります
ルイス・ロバートJr.(外野)
所属:ホワイトソックス
期待の若手スラッガーです
2020年にデビューすると
2023年には38本塁打を記録するなど
持ち前の長打力で活躍しました
スイングスピードの速さに定評があり
本塁打を量産するパワーを持ちながら
走力面でも高い能力を有します
全体的に粗削りな選手ですが
高い身体能力の持ち主ですので
今後の更なる成長が期待できます
2025年は契約最終年となり
Wソックスは成績が低迷しており
チーム再編が急務な球団ですので
トレード移籍の可能性があります
サンディ・アルカンタラ(先発)
所属:マーリンズ
160キロ超の速球を操る剛腕投手です
2022年のサイヤング賞投手で
228イニングを投げて
14勝・防御率2.28を記録しました
最速163キロの直球と
変化量の大きいシンカーを操ります
チェンジアップとスライダーも効果的で
制球力も高くゴロアウトを量産します
長いイニングを投げられる投手で
イニングイーターとしても期待できます
2023年オフにトミージョン手術を受け
2025年に復帰を果たしましたが
制球難に陥っており
打ち込まれる姿が目立っています
マーリンズはチーム再編が急務ですので
エースのトレードに応じる可能性があります
セス・ルーゴ(先発)
所属:ロイヤルズ
2024年にブレイクしたベテランです
2016年にデビューした投手ですが
2024年にロイヤルズに移籍すると
キャリアハイとなる16勝をマークし
200イニングを達成しました
サイヤング賞投票でも2位にランクインし
オールMLBにも選出されました
最速158キロの直球に加えて
回転量の多いカーブをはじめとした
多彩な変化球を操ります
2024年は契約最終年となりますので
ロイヤルズの成績が低迷した場合は
トレード候補となり得る好投手です
菅野智之(先発)
所属:オリオールズ
日本屈指のベテラン右腕です
2024年オフにMLB移籍を果たし
開幕から安定した投球を披露しています
洗練された投球スキルと
精密な制球力を武器に
チームの勝ち頭として活躍しています
一方でチームは開幕から低迷しており
1年契約のベテラン投手は
トレード要員となる可能性が高いです
アロルディス・チャップマン(リリーフ)
所属:レッドソックス
MLB屈指の剛速球投手です
最速169キロの速球を武器に
長らくヤンキースの守護神として
活躍を続けました
ベテランとなった現在でも
160キロ後半の速球を軸に
球威で打者を圧倒します
2024年は単年契約となっており
Rソックスが売り手に回った場合には
トレード移籍となる可能性が高いです
ライアン・ヘルズリー(リリーフ)
所属:カージナルス
現役屈指の剛腕投手です
2024年のセーブ王で
カージナルスの守護神を務めます
MLB歴代5位となる167.7キロを誇る
典型的なパワーピッチャーで
圧倒的な球威を誇る直球と
140キロを超えるスライダーで
高い奪三振率を記録します
2024年は契約最終年となるため
カージナルスのチーム成績次第では
トレードの可能性があります
まとめ
今回は2025年シーズンにおいて
ドジャースへのトレード移籍が噂される
有名選手一覧を紹介しました
トレード期限は8月1日(日本時間)ですので
ドジャースの動向に注目です
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました