【2025年MLB】ドジャースの怪我人が多すぎる!故障者続出の原因を徹底考察!なぜ離脱者が多いのか?背景には戦略的な意図も! | TOKYO リーマン NOTE

【2025年MLB】ドジャースの怪我人が多すぎる!故障者続出の原因を徹底考察!なぜ離脱者が多いのか?背景には戦略的な意図も!

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2025年シーズン

日本人選手の活躍で人気のMLBですが

2024年に世界一を達成したドジャースが

開幕から好調をキープしており

前評判通りの強さで

順調に白星を積み重ねています

一方で2024年シーズンに引き続き

投手陣を筆頭に故障者が続出しています

今回は故障者が続出する原因について

戦略的な観点から考察していきます

なお最新の故障者リストは

別記事でまとめましたのでご覧ください

また2024年故障者情報については

以下の記事をご覧ください

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2024年の怪我人事情

レギュラーシーズン中は

グラスノー・山本投手らの長期離脱や

ブルペン投手陣の離脱が相次ぎ

ベッツ選手の骨折が重なった時期には

チーム成績はやや低迷しました

7月のトレード市場で

フラハティ・コペック・エドマン選手らの

獲得に成功したことで

チーム状況は大きく改善しました

またプレーオフでは

勝ち頭のストーン投手

若手ながら好投を続けたライアン投手らが

トミージョン手術で離脱し

グラスノー投手も登板できないなど

先発投手不足が大問題となりました

ブルペンデーを組み入れることで

どうにか勝ち星を重ねましたが

リリーフ投手の登板過多によって

2025年の開幕に影響がでました

2024年は故障者の続出によって

苦しい時期もありましたが

終わってみればMLB最高勝率と

世界一の称号を手にしており

チームマネジメントの上手さが光りました

2025年の怪我人事情

2024年の激闘の影響もあり

コペック・フィリップス・グラテロル投手

ブルペン陣は開幕に間に合いませんでした

また2024年オフの大型補強で獲得した

スネル・イェーツ・佐々木投手らも

開幕早々に故障者リスト入りし

グラスノー投手も離脱しました

野手陣でもテオスカー・エドマン選手

主力選手の短期離脱により

早々に多数の故障者が出ました

故障者の穴を埋めるために

他球団をDFAとなったリリーフ投手や

マイナーに所属する中堅選手を昇格させ

故障者が復帰するまでの時間を稼いでいます

2024年シーズンに引き続き

投手陣に多数の故障者が出ており

チーム成績は良好なものの

依然として故障者の問題を抱えています

ドジャースの故障者事情(考察)

故障者が続出する原因

プレーオフに向けた選手の温存だと考えます

ドジャースは過去12年間で

11度の地区優勝を果たした強豪で

12年連続でプレーオフに進出しています

一方でワールドシリーズ優勝は2回と

プレーオフでの弱さが指摘されており

ポストシーズンでの結果が求められます

巨大戦力によって

プレーオフ進出の可能性は高いために

レギュラーシーズンでは

できる限り選手に休養を与えながら

プレーオフへの準備を整えます

標準的な他球団であれば

プレーオフ進出が目標となりますので

多少の怪我で主力選手を欠場させずに

ある程度無理をしながらの

選手起用が予想されますが

MLB屈指のチーム力を誇るドジャースでは

たとえ主力選手が離脱しても

その穴を埋められるだけの主力選手と

力のある控え選手が在籍しており

余裕のある選手起用が可能です

よって選手に休養を与える目的

故障者リストを活用する行為が

あたかも故障者が続出しているように捉えられる原因です

故障者リスト入りさせるメリット

選手を故障者リスト登録することで

マイナー降格させることなく

ベンチ入り枠(26人枠)を空けることができ

また選手に休養を与えることができます

あまり知られていませんが

選手をマイナーに降格させられる回数には

上限が設けられており

シーズン中には5回が限度です

さらに選手のキャリアを通して

マイナーに降格させることができるのは

通算5年間と定められており

以後は降格させることはできません

よって既にMLBで実績のある選手を

マイナーに降格させて

休養を取らせることはできません

また若手選手についても

限りあるマイナーオプションを

むやみに消費することも得策とは言えません

一方で休養させたい選手を

26人枠に登録(ベンチ入り)しておくことは

他の選手への負担増加につながります

そこで故障者リストに登録することで

選手の休養を促します

故障者リストへの登録にデメリットは無く

選手に休養を与えるためには

最も最適な方法だと考えられます

言うなれば”故障者リスト”とは

”休養リスト”と考えることができます

ドジャースのチーム編成

2024年オフには大型補強を連発し

スネル・イェーツ・スコット・佐々木投手ら

豪華投手陣を獲得しました

ドジャースの投手陣をみると

先発・リリーフ両方において

26人のベンチ入り枠に収まらない程に

実績のある選手が揃っています

つまり選手に休養を与えることを前提とした

チーム編成がなされています

グラスノー・スネル・佐々木投手ら

爆発力がありながらも

怪我の多い投手達を揃え

経験豊富で安定感がありながらも

怪我のリスクが高い

トライネン・イェーツ投手らの

ベテラン投手を揃えられるのも

全て休養させることを前提としており

長いシーズンを投げ抜く屈強さよりも

ポストシーズン(短期決戦)での

パフォーマンスが重視された

チーム編成と捉えることができます

野手陣についても同様で

多数のユーティリティ選手を揃えるのも

主力選手に休養を与えるためで

全てはワールドシリーズ制覇に向けての

緻密なチームマネジメントと言えます

まとめ

今回は2025年シーズンのドジャースにおいて

怪我人が多い原因について考察しました

実際には故障者が特別多いわけではなく

選手に休養を与えるために

故障者リストの制度を活用していると考えられます

2025年のワールドシリーズ連覇に

期待が膨らみます

ここまでお付き合いいただき

ありがとうございました

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プロフィール
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TOKYOリーマン

野球好きの30代サラリーマン / 趣味は野球観戦・読書 / 現在子育てに奮闘中 / 野球関連のデータ分析・考察記事を発信します

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