日本人選手の活躍で人気のMLBですが
レギュラーシーズン162試合を戦い抜き
ポストシーズン進出を決めた12チームは
およそ1か月間の日程で
ワールドチャンピオンを目指します
ポストシーズンでは最大22試合が予定され
選手としては過酷な戦いとなります
今回は歴代ワールドチャンピオンと
歴代リーグチャンピオンをまとめます
さらに歴代優勝回数についても紹介します
なおポストシーズンにおける
歴代個人記録については
別記事でまとめましたのでご覧ください
また過去のポストシーズンにおける
ドジャースの球団成績は
以下の記事をご覧ください
記事の内容
MLBの球団数

メジャーリーグは2リーグ制で
ア・リーグとナ・リーグに分かれます
それぞれのリーグは3地区に分かれており
各地区には5球団が所属しています
よって全30球団によって
レギュラーシーズンが争われます
なお大谷選手の所属するドジャースは
ナ・リーグ西地区に属しています
MLBプレーオフの基本
MLBプレーオフの仕組み

各リーグでのプレーオフ進出条件は
- 地区優勝の3球団
- 上記3球団を除いたチームで勝率の高い3チーム(ワイルドカード)
順位は勝率によって決まりますので
同じ地区優勝でも勝率が高い球団は
有利な組合せでプレーオフに進出できます
一方で同地区に強力なチームが所属し
地区優勝が難しい場合でも
ワイルドカード枠でプレーオフに進出できます
よって各球団は高い勝率を残すことが重要です
最終的には各リーグの優勝球団同士が
ワールドシリーズで対戦し
世界一の球団が決まります
MLBプレーオフの試合数

ワールドチャンピオンが決まるまでは
最大22試合が予定されており
レギュラーシーズン162試合を戦った
選手達にとっては過酷な戦いとなります
歴代ナ・リーグ制覇球団

直近数年間はドジャースの優勝が目立ちます
ドジャースは西地区における絶対王者で
毎年のようにプレーオフに進出しており
プレーオフ進出のみならず
リーグ優勝を達成しています
ナ・リーグ所属球団のリーグ優勝回数

1位はドジャースです
ここ数年はまさに黄金期で
優勝回数を積み重ねています
2位はジャイアンツです
ドジャースと同地区のライバル球団で
古豪球団として知られています
なお現在ア・リーグに所属するアストロズは
2012年までナ・リーグに所属しました
歴代ア・リーグ制覇球団

ここ数年はアストロズの強さが目立ちます
しかし2017年から2019年シーズンにかけて
組織的なサイン盗みが行われた経緯もあり
純粋な強さによる優勝とは考えにくく
やや疑念が残る成績です
また意外にも名門ヤンキースは
2000年代の優勝があまり多くありません
多くのスター選手が所属したものの
ポストシーズンでは苦戦しています
ア・リーグ所属球団のリーグ優勝回数

1位はヤンキースです
ナ・リーグの1位のドジャースと比較しても
圧倒的な優勝回数を誇ります
2000年以前はア・リーグで敵無しでした
2位は古豪のアスレチックスです
現在は弱小球団として認知されていますが
かつては力のあるチームでした
またイチロー選手も所属したマリナーズですが
ア・リーグで唯一リーグ優勝経験がありません
なお現在ナ・リーグに所属するブリュワーズは
1997年までア・リーグに所属していました
歴代ワールドシリーズ制覇球団

2000年代は多様なチームが
ワールドチャンピオンに輝いています
2025年にドジャースが連覇を果たしましたが
長いポストシーズンを戦い抜いた上での
連覇は難しいことが分かります
ワールドシリーズの歴代優勝回数

ワールドチャンピオンへの道のりは
大変に険しいのですが
MLB屈指の名門ヤンキースは
断トツとなる27回の世界一を誇ります
2位のカージナルスが11回ですから
圧倒的な成績です
特に2000年以前はMLBの絶対王者として
ワールドシリーズを5連覇も達成しました
最近では他チームの台頭によって
リーグ優勝も難しくなっていますが
ヤンキースの記録を超えるチームは
当分の間登場しないことでしょう
またMLB30球団の内5球団は
ワールドチャンピオンの経験がありません
最近力をつけている
パドレスやブリュワーズあたりは
近い将来に世界一に輝くかもしれません
まとめ
今回は歴代ワールドチャンピオンと
リーグチャンピオンを紹介しました
かつてはヤンキースが絶対王者として
圧倒的な成績を残しましたが
現在は多様なチームが力をつけて
ワールドチャンピオンに輝いています
毎年のように番狂わせが起こるので
MLBファンとしては目が離せません
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました




