WBCの2023年大会では
侍ジャパンがアメリカ代表との決勝戦を制し
見事世界一に輝きました
次回大会が2026年に迫る中
MLBに所属するスター選手達が
大会への参加意欲を示しています
今回は2026年WBCへの意欲を表明した
MLBのスター選手達をまとめます
また大会日程・開催地に加えて
出場国と歴代優勝国についても紹介します
なお2024年シーズンにおける
MLBのタイトル受賞者は別記事をご覧ください
また2025年シーズンにおける
MLBのタイトル争いの推移は
以下の記事をご覧ください
記事の内容
WBC歴代優勝国

第1回大会は2006年に開催され
侍ジャパンが初代王者に輝きました
2023年の5回大会までで
3度の優勝を飾っており
2026年は連覇が期待されます
全体的には大会を重ねるごとに
MLB選手の参加が増えており
特にアメリカ・ドミニカ・プエルトリコ等
MLBのスター選手を多数輩出する国は
チーム成績を向上させています
一方でシーズン開幕直前の開催となるため
特に好投手の参加辞退者が多く
投手陣のチーム力を左右します
2026年WBC概要
概要



1次ラウンド
地域別に4つのプールに区分され
総当たり戦(全4試合)が行われます
上位2チームが決勝ラウンドに進出します
各プールで4位以内となったチームは
自動的に次回大会の本線出場権を得ます
5位となった4チームは
予選からの出場となります
決勝ラウンド
1次ラウンドを勝ち上がった
全8チームによるトーナメントが行われます
注目される日本と米国の試合は
決勝戦でのみ実現します
出場国紹介

プールA
注目はプエルトリコです
メッツのスーパースターで
例年MVP候補にも名を連ねる
リンドーア選手(ショート)がキャプテンで
同じくメッツの守護神で
MLB屈指のクローザーとして知られる
ディアス投手も所属しています
過去2度の準優勝を誇る強豪です
カナダ・コロンビア・キューバも
実力のあるチームです
プールB
注目はアメリカです
年々スター選手の参加が増えており
2026年はついにヤンキースの主砲で
MLB最高のスラッガーである
ジャッジ選手が初出場で主将を務めます
前回大会の主将であるトラウト選手に加えて
ドジャースのベッツ選手等
多くのスター選手の参加も予想され
優勝候補の大本命とされます
前回大会ベスト4入りのメキシコも
実力のあるチームです
プールC
最多の優勝回数を誇る日本に注目です
MLB投手陣の参加は不透明なものの
大谷・鈴木・吉田選手のメジャー組に加えて
村上・岡本選手の活躍も期待されます
NPBで活躍する投手陣も強力で
WBC2連覇の期待がかかります
プレミア12で優勝を果たした台湾と
国際大会での実績のある韓国も
実力のあるチームです
プールD
注目はドミニカ共和国です
MLBのスター選手を多く輩出する国で
MLB歴代最高額の7億6500万ドルで
メッツと契約したソト選手や
パドレスのタティスJr.選手等
スーパースター達の参戦が期待されます
ベネズエラやオランダも実力者揃いで
強豪国による混戦が予想されます
大会ルール
1次ラウンドでの順位決定方法
勝率の高さで順位を決定します
同率の場合には直接対決の結果で
順位を決定します
3チームが同率で並んだ場合には
①失点率・②防御率・③打率の優先順位で
順位を決定します
球数制限

ラウンド毎に投手1人当たりの
球数制限が設定されています
さらにラウンドによらず
球数に応じて登板間隔を空ける必要があり
3連投は禁止されます
各国は必然的に
継投や多くのリリーフ投手の起用を強いられますので
投手層の厚さがカギを握ります
タイブレーク
10回からはタイブレークが採用され
ノーアウト2塁からイニングが始まり
打順は9回終了時点から継続されます
新ルール
- ピッチクロック
- 牽制球の回数制限
- ベースサイズの拡大
基本手にはMLBルールが適用されます
ピッチクロックでは
投手の投球間隔に制限がかかります
牽制球は3回まで認められますが
3回目で走者をアウトにできない場合
走者の進塁を認められます
またベースサイズの拡大によって
塁間が10センチ前後短くなります
総じて走者有利のルールですので
機動力のあるチームが有利になります
参加への意欲を示したスター選手

アーロン・ジャッジ(米国)
所属:ヤンキース
ポジション:外野
MLB最高のスラッガーです
ア・リーグのシーズン本塁打記録保持者で
2022年に62本塁打を記録しました
圧倒的なパワーを誇りながら
高いコンタクト率を残します
例年トップレベルのOPSを記録しており
名実ともにMLB最強のスラッガーです
これまでWBCへの出場はありませんでしたが
2026年は米国の主将に選出され
大会初出場が濃厚です
マイク・トラウト(米国)
所属:エンゼルス
ポジション:外野
MLBを代表するスーパースターです
これまで3度のMVPを獲得するなど
走攻守でトップクラスの実力者です
総合力は歴代最高クラスで
弱点の見当たらない素晴らしい選手です
2023年大会では主将を務めて
チームを準優勝に導きました
2026年大会出場への強い意欲を示しており
2大会連続の出場が有力視されます
ムーキー・ベッツ(米国)
所属:ドジャース
ポジション:ショート/外野
ドジャース所属のスーパースターです
2018年のシーズンMVPで
7度のシルバースラッガー賞をはじめ
数々のタイトルを獲得しました
外野手として6度のゴールドグラブに輝き
現在はショートを守るなど
ユーティリティ性も兼ね備えた選手です
2023年大会では主力として活躍し
トラウト選手と共にチームを牽引しました
2026年大会への強い意欲を表明しており
ロバーツ監督も容認姿勢ですので
2大会連続の出場が濃厚です
フェルナンド・タティスJr.(ドミニカ)
所属:パドレス
ポジション:外野
将来を期待される若きスター選手です
2019年にデビューした若手ですが
2021年には22歳で本塁打王に輝くなど
スター選手としての地位を確立しています
圧倒的な身体能力で
攻守に高いパフォーマンスを発揮します
2023年大会はドーピング違反の謹慎中で
大会不参加となりましたが
自身のSNSにおいて
2026年大会への出場への意欲を表明しました
大会初出場が期待されます
フランシスコ・リンドーア(プエルトリコ)
所属:メッツ
ポジション:ショート
MLB屈指のショートです
プラチナグラブを獲得した堅守と
高い打撃能力を有するスター選手で
メッツの看板選手として活躍します
2023年WBCでは主将を務め
高いリーダーシップでチームを牽引しました
2026年大会でも主将に任命されており
2大会連続での出場が濃厚です
まとめ
今回は2026年WBCの概要に加えて
大会参加を表明したMLB選手を紹介しました
2023年大会で優勝した侍ジャパンは
連覇を達成することができるでしょうか
期待は募るばかりです
記事内容は随時更新予定です
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました