2024年の熱いシーズンが幕を閉じ
横浜DeNAが26年ぶりの日本一に輝きました
惜しくも日本一を逃したソフトバンクや
セ・リーグ覇者のジャイアンツは
シーズン終了と同時に次々と大型契約をまとめています
今回は2024年オフに移籍した有名選手一覧を紹介します
またMLBに移籍する選手についてもまとめていきます
情報は随時更新予定です
なお新外国人選手の移籍情報は、別記事でまとめましたのでご覧ください
記事の内容
2024年オフに移籍した有名選手
ライデル・マルティネス
移籍:中日→巨人
ポジション:リリーフ
NPBを代表するクローザーです
2018年の来日後、2度のセーブ王に輝きました
最速160キロ超の角度のある直球に加えて
140キロ超の変化球を操ります
制球も安定しており打者を圧倒します
これまで怪我による長期離脱が少ない点も魅力です
12月下旬に巨人へ移籍(4年総額50億円以上)しました
田中将大
移籍:楽天→巨人
ポジション:先発
NPBのレジェンドです
2013年には24勝無敗の伝説的な記録を残し
シーズン終了後にMLBに移籍しました
ヤンキースではエース格として7年間プレーし
通算78勝を挙げました
2021年からNPB(楽天)に復帰しましたが
かつての圧倒的な投球はみられず
2024年オフに退団が決まりましたが
12月下旬に巨人へ移籍(1年1億6000万円)しました
甲斐拓也
移籍:ソフトバンク→巨人
ポジション:キャッチャー
日本代表の捕手を務めた選手です
元育成出身の選手でしたが、高い守備力を武器に成功を収めました
強肩に加えて捕球から送球までの動作が速い点が魅力です
パンチ力のある打撃で、小技も得意とします
12月下旬に巨人へ移籍(4年以上10億円以上)しました
茂木栄五郎
移籍:楽天→ヤクルト
ポジション:内野全般
走攻守3拍子揃った選手です
2016年に楽天に入団すると
レギュラーとして活躍しました
コンタクト率が高く
長打も期待できる巧打者です
内野の全ポジションを守ることもできます
一方2022年頃から出場機会が減少しており
移籍先を模索していましたが
12月中旬にヤクルトへ移籍(2年7000万円)しました
上沢直之
移籍:Rソックス傘下→ソフトバンク
ポジション:先発
多彩な変化球が武器の技巧派右腕です
日ハムのエースとして活躍しました
最速150キロ超の切れのある直球と、多彩な変化球で打者を翻弄します
制球力が高く、完投能力も高い好投手です
2024年にMLBへの挑戦を表明しましたが
メジャーでの登板は2試合に止まり
日本への帰国を模索していました
12月下旬にソフトバンクへ移籍(4年10億円)しました
九里亜蓮
移籍:広島→オリックス
ポジション:先発
怪我に強いタフネス右腕です
広島では先発ローテの一角として
最多勝のタイトルを獲得しました
怪我で離脱することが少なく
リリーフもこなせる鉄腕です
最速150キロの直球と多彩な変化球で、安定した投球が期待できます
2024年オフに海外FA権を行使しましたが
メジャー契約が難しいと判断し
12月中旬にオリックスへ移籍(2年4億円以上)しました
石川柊太
移籍:ソフトバンク→ロッテ
ポジション:先発
育成出身の剛腕投手です
2013年に育成ドラフト1位でプロ入りすると
2017年に支配下契約を結びました
その後2020年には最多勝のタイトルを獲得するなどブレイクしました
最速156キロの速球とパワーカーブが武器の投手で
高い奪三振率を誇ります
2024年オフにFA権を行使し
争奪戦が繰り広げられましたが
12月中旬にロッテへの移籍(3年6億円)が決まりました
福谷浩司
移籍:中日→日ハム
ポジション:先発
最速157キロの剛腕です
2012年にドラフト1位でプロ入りすると
リリーフ投手として活躍し、2019年から先発に転向しました
2024年は3勝に終わったものの
リリーフ登板の際には155キロを計測するなど
自慢の速球は健在です
FA権を行使して移籍先を模索していましたが
12月下旬に日本ハムへ移籍(複数年2000万円以上)しました
2024年オフにトレード移籍した選手
濵口遥大
移籍:DeNA→ソフトバンク
ポジション:先発
左の本格派投手です
2016年のドラフト1位投手で
最速150キロ超の速球とチェンジアップを武器として、三振を奪える投手です
荒れ球ですが球威で打者を打ち取ります
12月下旬に三森選手とのトレードでソフトバンクに移籍しました
三森大貴
移籍:ソフトバンク→DeNA
ポジション:セカンド
走攻守にバランスの取れた選手です
パンチ力のある打撃と高い走力が魅力です
2016年にプロ入りした若い選手で
今後の成長が期待されています
12月下旬に濱口選手とのトレードでDeNAに移籍しました
2024年オフにMLB移籍した選手
菅野智之
移籍:巨人→オリオールズ
ポジション:先発
かつて日本のエースを務めた投手です
プロ入り直後から活躍を続け
巨人のエースとして君臨してきました
2度の沢村賞をはじめ多くのタイトルを獲得してきた好投手です
150キロ前後の直球と多彩な変化球を操り
どの球種も一級品ですが、特にスライダーの切れ味は抜群です
制球力や守備能力も高い完成された投手です
長年の夢であったMLBへの挑戦を掲げ
12月中旬にオリオールズへ移籍(1年20億円)しました
2024年オフに引退した有名選手
和田毅
所属:ソフトバンク
ポジション:先発
NPBを代表する技巧派左腕です
2002年にダイエー(現ソフトバンク)に入団すると
安定した投球で活躍を続けました
2014年からMLBに挑戦しましたが目立った成績を残すことができず
2016年にソフトバンクに復帰しました
NPB随一の制球力が武器で
球の出所が見えにくい投球フォームから繰り出される
伸びのある速球と多彩な変化球で打者を打ち取りました
40歳を超えてもなお1軍のマウンドに上がりましたが
肩の故障に悩まされ、引退を決めました
青木宣親
所属:ヤクルト
ポジション:外野
NPB屈指の安打製造機です
2004年のプロ入りからヤクルトの主力として活躍し
幾度となく首位打者・最多安打のタイトルを獲得してきました
走攻守に優れた理想的なリードオフマンとして知られています
2012年から6年間はMLBでプレーし
ロイヤルズ時代はワールドシリーズに出場するなど活躍しました
2018年にヤクルトに復帰すると
持ち前の打撃技術で活躍を続け
2021年にはチームの日本一に貢献しました
しかし年齢による成績の低迷から引退を決意しました
T-岡田
所属:オリックス
ポジション:外野・ファースト
パワーが魅力の左のスラッガーです
2005年にドラフト1位でプロ入りすると
オリックス一筋で活躍しました
2010年には本塁打王に輝くなど、通算200本塁打を達成しました
しかしここ数年は年齢による衰えから出場機会が減少し
惜しまれつつも引退を決意しました
野村祐輔
所属:広島
ポジション:先発
制球力が武器の右腕です
2011年にドラフト1位でプロ入りすると
カープ一筋でプレーしました
2016年には最多勝のタイトルに輝くなど
高い制球力と安定した投球で
カープのエース格として活躍しましたが
ここ数年は1軍での登板が減少し、体力の衰えを理由に引退を決意しました
増田達至
所属:西武
ポジション:リリーフ
速球が武器のリリーフ投手です
2012年にドラフト1位でプロ入りすると
西武一筋で最優秀中継ぎ賞・最多セーブを獲得しました
最速156キロの直球とフォークを武器に
高い奪三振能力を誇りました
体力的な衰えを理由に引退を決意しました
梶谷隆幸
所属:巨人
ポジション:外野
走攻守三拍子揃った好打者です
DeNA時代には勝負強い打撃で活躍しました
高い身体能力の持ち主で
2014年には盗塁王にも輝きました
2021年に巨人へFA移籍しましたが
相次ぐ故障によって期待された成績を残すことができませんでした
膝の故障が完治しなかったこともあり、引退を決意しました
まとめ
今回は2024年オフにおけるNPBの移籍情報をまとめました
例年にも増して選手の移動が活発で
特に巨人・ソフトバンクは大型補強を続けています
2025年に日本一に輝くのはどのチームでしょうか
ここまでお付き合いいただきありがとうございました