日本人選手の活躍で人気のMLBですが
ドジャースは苦しみながらも
安定した強さで勝利を重ねています
一方で2024年オフの大型補強にも関わらず
期待された程の成績を残せませんでした
2025年オフには多くのベテラン選手が
契約期間満了のためにFAとなり
再契約の動向が注目されています
今回は2025年シーズン終了時に
契約満了となる選手を紹介します
また2025年シーズン終了時の
FA選手ランキングについては
以下の記事をご覧ください
なお2025年シーズン中の
ドジャースの移籍情報については
別記事でまとめましたのでご覧ください
記事の内容
2025年終了時のFA選手一覧

クレイトン・カーショウ(先発)
ドジャースが誇るレジェンドです
3度のサイヤング賞を含む
数多くのタイトルを獲得した左腕で
将来の殿堂入りが確実視されています
怪我や年齢の影響で引退も噂され
2024年オフに単年契約を結びました
しかし2025年シーズンは見事復活を果たし
強力先発ローテの一角として活躍しました
契約延長が確実視されています
なお過去の実績については
別記事でまとめましたのでご覧ください
マックス・マンシー(サード)
選球眼が良いベテランスラッガーです
2018年からドジャースのサードをつとめ
30本塁打以上を4度記録するなど
持ち前の長打力で活躍しました
また選球眼が良い選手として知られ
出塁率の高さも魅力の一つです
2025年前半戦はスランプに陥り
DFAが噂される程でしたが
乱視矯正の眼鏡を使用してからは
本来の打撃を取り戻し
周囲の評価を一辺させました
年齢の影響もあり怪我が増えていますが
年棒の低さから再契約の可能性があります
ミゲル・ロハス(内野)
ベテランのユーティリティ選手です
内野ポジションを全て守ることができ
高い守備力を誇ります
主にサポートメンバーとして
故障者の穴を埋める役割を果たしました
プレー以外でもチームリーダーとして
チームを支えています
年齢的な影響と若手が育っている現状から
去就は不透明な状況です
キケ・ヘルナンデス(内野/外野)
大舞台に強いムードメーカーです
例年プレーオフで大活躍し
お祭り男として知られています
明るい性格からファンからの人気も高く
内外野を守ることができる
ユーティリティ性も魅力です
2024年オフに単年契約を結びましたが
ロハス選手と同様に若手の台頭で
今後の去就は不透明な状況です
マイケル・コペック(リリーフ)
速球が武器の剛腕リリーバーです
160キロ超の速球を主体として
球威で打者を圧倒する投手です
2024年シーズン中にトレードで加入し
ワールドシリーズ制覇に貢献しました
しかし2025年は怪我で出遅れると
制球に苦しむ試合が目立ち
チームに貢献することができませんでした
年齢的には若いため
高いポテンシャルを秘めている投手ですが
故障が多い現状を考慮すると
オフの去就は不透明な状況です
ブロック・スチュワート(リリーフ)
2025年にブレイクしたリリーフです
これまで目立った活躍はありませんでしたが
2025年はツインズで活躍し
シーズン途中にトレードで加入しました
直球主体の投球で
安定した投球が持ち味です
トレード移籍直後に怪我で離脱し
チームに貢献することができませんでした
ポストシーズンの活躍次第では
再契約の可能性も残されています
マイケル・コンフォート(外野)
実績十分の左のスラッガーです
2014年のドラフト1位(全体10位)で
メッツの主力として活躍してきました
広角に本塁打を放つパワーと
選球眼の良さが魅力の選手で
高いOPSを残す選手でした
2024年オフにジャイアンツから
ドジャースにFA移籍すると
野手としては最大の補強選手として
期待されましたが
開幕からスランプが続き
期待を大きく下回る成績となりました
高額な年棒を考慮すると
再契約の可能性は低いと考えられます
カービー・イェーツ(リリーフ)
経験豊富なベテラン右腕です
長年リリーフやクローザーとして活躍し
2019年にはセーブ王に輝きました
2024年にはレンジャーズの守護神として
33セーブを挙げる活躍で
防御率は1.17を記録しました
シーズンオフにはドジャースにFA移籍し
勝ちパターンの一角として期待されたものの
怪我や不振により不本意な投球が続きました
年齢や投球内容を考慮すると
再契約は厳しい見込みです
今後の展望(考察)
リリーフ陣の刷新
2025年シーズンのドジャースは
補強した強力リリーフ陣が
軒並み期待を裏切る結果となり
リリーフ陣の再構築が急務となります
一方でドライヤー・カスパリウス投手らの
若手投手は開幕からチームを支え
シーズン途中に怪我から復帰した
エンリケス投手は剛速球を連発し
将来のクローザー候補と見込まれます
若手リリーフの台頭が目立ってきた状況で
結果を残すことができないベテラン投手は
立場が苦しくなると思われます
チームの若返り
ドジャースの主力野手のほとんどは
30代前半から中盤であり
チームの若返りが必要な状況です
常勝軍団にありがちな問題ですが
実力のある中堅選手達の存在が
若手選手の出場機会を減らしています
パヘス選手がレギュラーを掴んだものの
他にレギュラーを狙える選手が少なく
チームのユーティリティ選手枠を活用して
若手の出場機会を増やす可能性があります
幸いにもキム・フリーランド選手らが
実力を示しつつありますので
キケ・ロハス選手らの去就が不透明です
まとめ
今回はドジャース所属選手の内
2025年オフにFAとなる選手をまとめました
在籍期間の長い選手達が
契約満了を迎える見込みですが
今後の去就に注目が集まります
ここまでおつきあいいただき
ありがとうございました