2024年は連覇を逃したタイガースですが
シーズン序盤は深刻な貧打に悩まされました
また12球団屈指の投手陣についても
期待されたほどのパフォーマンスではなく
厳しい戦いが続きました
再び日本一を達成するためにも
2025年に向けたチーム補強が必要です
今回は2024年オフにおける阪神の移籍情報をまとめます
新外国人選手などの新戦力や
退団した選手に加えて
FA宣言した選手の動向についても紹介します
新外国人選手
ニック・ネルソン(リリーフ)
フィリーズで活躍したリリーフ投手です
2020年にヤンキースでデビューし
2022年にフィリーズで47試合に登板しました
最速150キロ後半の直球に加えて
主にチェンジアップとスライダーを操ります
2024年はマイナーでの登板がメインで、制球力に課題が残る結果となりました
阪神での活躍は制球力向上がカギを握ります
ドラフト獲得選手
伊原陵人(投手)
ドラフト1位
元所属:NTT西日本
制球力が武器の左腕です
質の良い140キロ後半の直球と
カットボール主体の投球で
安定した投球が持ち味です
先発として起用される見込みです
今朝丸裕喜(投手)
ドラフト2位
元所属:報徳学園
最速151キロの超高校級右腕です
188センチの長身から
角度のある直球を投げ込みます
フォークを決め球としており
三振をとれる投手です
木下里都(投手)
ドラフト3位
元所属:KMGホールディングス
最速156キロ右腕です
元々はショートの選手でしたが
大学から投手に転向しました
直球で押すタイプの投手です
町田隼乙(捕手)
ドラフト4位
元所属:埼玉武蔵ヒートベアーズ
強打が魅力の大型捕手です
186センチ88キロの恵まれた体格を生かし
逆方向への長打も期待できる打者です
遠投110mの強肩も魅力です
佐野大陽(内野手)
ドラフト5位
元所属:富山サンダーバーズ
堅守と巧打が売りの内野手です
ショートでの堅実な守備が評価されています
打撃ではコンタクト率の高さが魅力です
畠世周(投手)
現役ドラフト1位
元所属:巨人
経験豊富な最速156キロ右腕です
デビュー当初は先発投手として活躍しており
2021年からリリーフに転向しました
2023年から出場機会が減少しましたが
2軍では好成績をマークしてきました
球威のある投手で制球力も悪くありません
リリーフ投手としての活躍が期待されます
FA獲得選手
楠本泰史(外野手)
元所属:DeNA
打撃が魅力の左打者です
2017年にドラフト8位でDeNAに入団すると
翌年から1軍戦に出場するなど活躍しました
レギュラーとして活躍した時期もありましたが
2024年は出場機会が激減し
オフに戦力外通告を受けました
コンタクト率が高い器用な打者で
勝負強い打撃が持ち味です
FA宣言した選手
大山悠輔(内野手)
タイガース生え抜きの主砲です
打線の軸として活躍する選手ですが
2024年オフにFA権を行使しました
巨人や複数球団が強い興味を示しましたが
5年20億円の大型契約で残留が決まりました
原口文仁(内野手)
右の代打の切り札です
かつてはクリーンナップを担った強打が魅力のベテランで
ここ数年は代打メインで、勝負強い打撃を披露しています
元々は捕手だったこともあり、緊急時には捕手としての出場も可能です
2024年オフにFA権を行使しましたが
残留を決めました
退団選手
秋山拓己(投手)
制球力が武器の技巧派投手です
2009年にドラフト4位で阪神に入団し
阪神一筋で15年間プレーしました
2年連続2桁勝利を達成するなど、エース格として活躍した選手です
制球力と伸びのある直球で
安定した投球を披露してきましたが
2024年に現役引退を決めました
浜地真澄(投手)
しなやかなフォームの右腕です
2022年は52試合の登板で防御率1.14を記録するなど
強力リリーフ投手陣の一角を担ってきました
150キロ超の直球と多彩な変化球を操ります
制球力が高く球のキレも抜群の好投手です
しかし強力投手陣を擁するチームにおいて
1軍に定着することはできず
2024年現役ドラフトでDeNAへの移籍が決まりました
シェルドン・ノイジー(外野手)
日本一に貢献した助っ人です
ドジャースでプレー経験のあるスラッガーで
2023年から阪神で活躍しました
期待通りの活躍は見られませんでしたが
勝負強い打撃でチームに貢献しました
特にオリックスとの日本シリーズでは
現ドジャースの山本投手から先制2ランを放ち、勝利に大きく貢献しました
日本シリーズでの活躍もあり、契約を延長しましたが
2024年は2軍暮らしが続き、退団となりました
ヨハン・ミエセス(外野手)
ファンに愛された助っ人です
個性的なキャラで人気の選手でした
マイナーで通算140本の本塁打を放ったパワーが魅力の選手でしたが
コンタクト率に課題があり
在籍2年間で5本塁打に終わりました
2024年は2軍暮らしとなり、退団となりました
加治屋蓮(投手)
ベテランの鉄腕リリーバーです
2021年にソフトバンクから移籍すると
強力リリーフ陣を支えました
最速150キロ超の直球に加えて
140キロ超のフォークを操ります
ソフトバンク時代には72試合に登板するなど
連投を苦としないタフネスも魅力です
2023年には51試合に登板し、防御率2.56を記録しましたが
2024年は結果を残せず、オフに戦力外通告を受けて退団しました
その後楽天と支配下契約を結びました
岩田将貴(投手)
フォームが特徴的な変則左腕です
育成出身の選手で2022年に支配下登録され
1軍未登板ながらもファームでは好投成績を残しました
体を大きく捻るサイドスローの投手で
複数種類のスライダーを操ります
2024年はファームで46試合に登板し、防御率2.11の好成績を残しましたが
2024年オフに戦力外通告を受けました
その後DeNAと支配下契約を結びました
遠藤成(内野手)
小技が光る左打者です
2019年に高卒ドラフト4位で入団しました
セカンド・ショートを守れる選手で
小柄ながらコンタクト率の高い打者です
バントなどの小技も得意とします
ファームで経験を積んだものの、1軍での出場機会は得られず
2024年オフに戦力外通告を受けました
その後オリックスと育成契約を結びました
高濱祐仁(内野手)
長打力が魅力の右打者です
日本ハム時代には準レギュラーとして活躍しましたが
2023年にトレード移籍してからは怪我の影響もあり
1軍出場の機会を得られませんでした
2024年オフに戦力外通告を受けました
片山雄哉(捕手)
打力が売りの左打ち捕手です
2019年に育成から支配下契約を結ぶと
2022年に一軍で2試合に出場しました
コンタクト率の高い選手で
2024年にはファームで90試合に出場し、打率.310を記録しました
しかし2024年オフに戦力外通告を受けました
ポスティングされた選手
青柳晃洋(投手)
アンダースローの好投手です
阪神ではエース格として活躍し
最多勝・最優秀防御率も獲得しました
アンダースローから最速149キロの速球を投げ込み
荒れ球と多彩な変化球でゴロを量産します
また高速クイックも得意とします
ここ数年は成績が低迷したものの
高いポテンシャルを秘めた投手です
2024年オフに自身の夢でもあったMLBに挑戦することを表明し
ポスティングでのMLB移籍を模索しています
まとめ
今回は2024年オフにおける、阪神タイガースの移籍情報をまとめました
2024年は連覇を逃しましたが
2025年に向けて着々と準備を整えています
藤川新監督の元でどのような戦いがみられるでしょうか
シーズン開幕が待ち遠しいですね
ここまでお付き合いいただきありがとうございました